2020 Fiscal Year Annual Research Report
醸造業による農村工業化と和食文化の形成に関する地域比較研究
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17H02553
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
井奥 成彦 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (60184371)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋口 勝利 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (00454596)
谷本 雅之 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (10197535)
落合 功 青山学院大学, 経済学部, 教授 (10309619)
三科 仁伸 下関市立大学, 経済学部, 准教授 (10825152)
中西 聡 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (20251457)
市川 大祐 北海学園大学, 経済学部, 教授 (20364226)
花井 俊介 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (70212149)
青木 隆浩 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (70353373)
前田 廉孝 慶應義塾大学, 文学部(三田), 准教授 (90708398)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 醸造業 / 農村工業 / 和食 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度はコロナ禍により、史料調査がほとんど行えなかったが、3月14日にオンラインで研究会を行い、三科仁伸、中西聡、井奥成彦が、それぞれ戦時期ヤマサ醤油の労働環境と、近代北陸の醤油醸造業に関する研究発表を行った。史料調査が行えなかった分、2021年度へ事業の繰越を行った。 2021年度は9月30日~10月2日に大分県中津市で醤油醸造家菊池家の文書整理と撮影を行い、11月13~15日に愛知県半田市の旧醤油醸造家小栗家及び旧料亭末廣の文書整理及び撮影と、愛知県碧南市で九重味醂株式会社の史料所在調査を行った。また、3月8~10日に、愛知県半田市で小栗家及び末廣の文書整理と撮影を行った。さらに3月17~19日に大分県中津市で前述の菊池家の文書整理と撮影を行い、3月29~30日に千葉県銚子市のヤマサ醤油株式会社本社において史料の閲覧と撮影を行った。また3月22日にはオンラインで研究会を行い、田中醇と落合功がそれぞれ戦前期筑豊と近世の江戸周辺の醤油醸造業に関する研究発表を行った。ただ、感染対策のため史料調査に十分な人数をかけることができなかったことや、北陸など予定していた史料調査を行えなかったこともあり、2022年度へ事業の再繰越を行った。 2022年度は9月1~2日に千葉県銚子市のヤマサ醤油株式会社において史料の閲覧及び撮影を行い、9月9~11日に大分県中津市で菊池家文書の整理と撮影を行った。また、9月23~24日に愛知県半田市の小栗家及び末廣の文書整理と撮影を行った。10月16日にはオンラインで研究会を行い、前田廉孝の著書『塩と帝国』の書評を谷本雅之と落合功が行い、また本科研の論文集刊行のための打ち合わせを行った。3月26~28日には愛知県半田市で末廣の文書整理と撮影を行った。 現在はまとめの論文集刊行に向けて作業を進めている。すでに入稿は終えており、校正段階に入っている。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(31 results)