2019 Fiscal Year Annual Research Report
Sociological Study and Research on the formation of new roles and functions of nonprofit organizations in case of disaster
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17H02592
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
安立 清史 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (40192968)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高野 和良 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (20275431)
小川 全夫 九州大学, 人間環境学研究院, 特任研究者 (40041016)
黒木 邦弘 熊本学園大学, 社会福祉学部, 准教授 (60369832)
益田 仁 中村学園大学, 教育学部, 講師 (20551360)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 災害福祉 / 避難所 / 社会福祉法人 / NPO / 福祉社会学 / 高齢者介護 / 経路依存 / 制度依存 |
Outline of Annual Research Achievements |
災害時における社会福祉法人やNPOの役割について3年間の研究の総合的なまとめを行った。研究代表者および研究分担者全員で3年間の研究成果報告会を行った。研究成果の全体を総ページ数352頁の学術図書として出版すべく日本学術振興会の学術図書の出版助成に応募した。次にその目次を示す。 『負の出来へのレジリアンス─災害福祉と高齢者介護の社会学的研究』序・超高齢社会における介護・災害・福祉と研究の経緯(安立清史)。第1章グローバル・エイジング時代の福祉社会学的課題─1-2世界の高齢社会化と日本の行方(小川全夫)1-2超高齢社会の社会保障はいかにして可能か(安立清史)─第2章・被災をめぐる福祉レジリエンス─2-1被災地からの高齢者介護再構築─地域レジリエンスの諸相(小川全夫)2-2災害と福祉とレジリエンス(安立清史)2-3災害時における相互支援への態度と地域意識(高野和良・井上智史)2-4熊本地震における外部からの支援と内部での受援の相互関係に関する実態と課題(安立清史・黒木邦弘・高嵜浩平)2-5ワンストップ方式のインクルーシブな避難所運営─「熊本学園モデル」からの示唆(黒木邦弘)─第3章・社会的支援の再構築に向けて─3-1介護を超える<介護>とは何か(安立清史)3-2生活習慣支援論「よりあい」の介護実践(黒木邦弘)3-3社会福祉とNPO─日本の非営利組織の現状と課題(安立清史) 残念ながら日本学術振興会による学術図書出版助成は不採択であったが今後とも様々なかたちでの公開の方法を模索していく予定である。また研究代表者の安立清史は2020年3月に著書『超高齢社会の乗り越え方─日本の介護福祉は成功か失敗か』(弦書房)を出版して、これまでの研究成果を公開した。このように3年間の調査研究成果を集約して論文や書籍としたのが最終年度の主要な実績である。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)