2019 Fiscal Year Annual Research Report
DEVELOPING EARLY INTERVENTION PROGRAMS ON CHILD CARE ENVIRONMENT TO PREVENT CHILD ABUSE USING COHORT EVIDENCE OVER JAPAN
Project/Area Number |
17H02604
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
安梅 勅江 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20201907)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 虐待予防 |
Outline of Annual Research Achievements |
虐待の増加は深刻さを増すばかりであり、予防および悪化防止の機序を明らかにすることは喫緊の課題である。本研究は、根拠に基づき乳幼児期の子育て支援機関における科学的な根拠に基づく「虐待予防および悪化防止支援モデル」を開発し、実用化を目的とした。 保護者に対する質問紙調査(家庭環境と支援ニーズに関する実態把握)、医療・福祉・教育専門職による子どもへの面接、観察調査(子どもの心身の健康と課題に関する専門的な評価)を実施した。コホートを用い、子どものウエルビーイングを目的変数に、不適切な養育環境など家庭環境要因、発達障害など子どもの特徴要因、保護者のストレスなど保護者特徴要因、社会サポート要因などを説明変数に、複合的な関連について多変量分析を用いて検証した。 それらの成果に基づき、子育て支援と環境支援を連動した「虐待予防および悪化防止支援モデル」を開発した。専門職による子どもの発達状態、健康状態、社会適応、問題行動の評価、保護者に対する質問紙調査、専門調査員による家庭環境評価、面接調査、環境評価を行い、評価の妥当性を検証しつつ気なる子どもの特性別パネルコホートを用いた虐待予防および悪化防止支援モデルのアウトカム評価を行った。 アウトカム評価を反映させ、「虐待予防および悪化防止支援モデル」の実践活用モデルとして、実践の場で活用しやすいさまざまなモデルを提案した。さらに、「科学的な根拠」として活用可能なコホート研究に基づく成果を、ホームページで広く公開した。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)