2018 Fiscal Year Annual Research Report
Factors of Organizational Context Towards Curriculum Improvement through the Usage of Referential Standards
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17H02685
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Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
北原 和夫 国際基督教大学, 教養学部, 名誉教授 (20107692)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
姉川 恭子 早稲田大学, 大学総合研究センター, 講師(任期付) (00749096)
廣田 照幸 (広田照幸) 日本大学, 文理学部, 教授 (10208887)
吉田 文 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10221475)
深堀 聡子 九州大学, 教育改革推進本部, 教授 (40361638)
白川 優治 千葉大学, 国際教養学部, 准教授 (50434254)
高祖 敏明 上智大学, 上智大学, 教授 (80103919)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 大学教育の質保証 / 教育評価 / 参照基準 |
Outline of Annual Research Achievements |
①国際シンポジウム「分野別参照基準の目指す大学教育の質保証」を2018年9月24日国際基督教大学ダイアログハウス国際会議室において開催した。基調講演はカナダ・マギル大学名誉教授Janet Gail Donald博士による「Learning to Think - Disciplinary Perspectives」と京都大学教授松下佳代博士による「分野別参照基準と学習成果 - 分野固有性・分野横断性・汎用性 -」、その後討論会を実施。映像と音声を記録として保存。 ②2017年度に引き続き,全大学に対する参照基準の活用等についてアンケート調査「学士課程カリキュラムにおける教養教育の実態に関する調査」を継続した。 ③海外の関係機関との連携のために、社会福祉学分野の参照基準の英訳を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
学習成果に関する議論として、分野の固有性を重視することの重要性をシンポジウムで改めて認識することとなった。また2017年度の調査研究の成果に基づいて国際連携の必要性が認識され、参照基準を具体的に発信するための基盤として、参照基準の英訳を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2017年度、2018年度に得られた知見をもとに、参照基準の活用に関する考え方、具体的な手法の開発の検討を最終年度に実施する。教員に対するワークショップは参照基準の活用に関して多くの示唆を与えるものであった。最終年度においてもう一校について別の分野について実施する。さらに教員とは異なるステークホルダー(例えば学生、産業界など)の活用の可能性についても検討する。
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Research Products
(4 results)