2020 Fiscal Year Annual Research Report
フレイルと潜在性臓器障害との多重連関の理解深化のための学際的疫学研究
Project/Area Number |
17H04123
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
田原 康玄 京都大学, 医学研究科, 特定教授 (00268749)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 文彦 京都大学, 医学研究科, 教授 (50212220)
中山 健夫 京都大学, 医学研究科, 教授 (70217933)
伊賀瀬 道也 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (90314955)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | フレイル / 潜在性疾患 / 老化 / 循環器疾患 / 認知症 / コホート |
Outline of Annual Research Achievements |
【データ収集と追跡調査】 抗加齢ドックの新規受診者、再診者を対象とした臨床検査を行い、臨床情報や生体試料を収集した。新型コロナウィルス感染拡大の影響で、受診者数は当初見込みを下回った。サルコペニアとの関連を検討する目的で、保存血を用いてシスタチンCを分析した。対象者へのアンケートから、循環器疾患の発症調査(令和2年度分)を行った。 ながはまコホートでは第3期調査(全16日間)を行う予定であったが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、また長浜市、湖北医師会、長浜市立病院等の要請もあって調査を見送った。循環器疾患の発症登録は、18年12月末までの採録分について、外部委員によるイベント確定作業を終えた。2020年9月末発症分までを目処に、追加の登録作業を進めている。住民基本台帳に基づく死亡や転居は、2020年3月末までについて把握した。人口動態統計を用いた死因調査、は2019年12月分までを終えている。 【データ解析】 抗加齢ドックで収集している大腿部CTの画像を詳細に解析し、Myosteatosis(筋脂肪症)を評価した。末梢血のクレアチニンーシスタチンC比は、筋内脂肪の蓄積と負に関連したことから、骨格筋量だけでなく筋脂肪症も反映する指標であることが明らかになった。ながはまコホートのデータ解析からは、2019年に改定されたアジア人におけるサルコペニア基準の特性について、従前の基準と比較することによって明確化した。高齢者の夜間頻尿が、睡眠呼吸障害のリスクマーカーになることを明らかにした。また、夜間頻尿は、高齢者において総死亡のリスク因子であることも明らかにした。家庭血圧計で測定した夜間血圧が大動脈硬化と関連することを明らかにすることで、家庭血圧計で夜間血圧を測定することの有用性を示した。これらの成績について英文学術誌に発表した。詳細は研究業績を参照。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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[Journal Article] Association of Education and Depressive Symptoms with Tooth Loss2020
Author(s)
Fukuhara S.、Asai K.、Kakeno A.、Umebachi C.、Yamanaka S.、Watanabe T.、Yamazaki T.、Nakao K.、Setoh K.、Kawaguchi T.、Morita S.、Nakayama T.、Matsuda F.、Bessho K.、Tabara Yasuharu、Kawaguchi Takahisa、Setoh Kazuya、Takahashi Yoshimitsu、Kosugi Shinji、Nakayama Takeo、Matsuda Fumihiko
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Journal Title
Journal of Dental Research
Volume: 100
Pages: 361~368
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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