2020 Fiscal Year Annual Research Report
Safety and Effectiveness of Stentless Mitral Valve for Mitral Stenosis
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17H04293
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
夜久 均 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50295648)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
手良向 聡 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20359798)
山崎 祥子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20405294) [Withdrawn]
齋木 佳克 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50372298)
今井 浩二郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (70728443)
沼田 智 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80735689)
清水 篤 公益財団法人日本心臓血圧研究振興会(臨床研究施設・研究部門), 外科医局, 医員 (90725847)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 僧帽弁置換術 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、国内施設で施行されたステントレス僧帽弁置換術の術後長期成績を検討し、有害事象の発生、生存率について検討した。 2010年9月1日~2019年10月31日に国内3施設で施行されたNormo弁置換術18例を対象とし後方視的に検討した。生存率、僧帽弁手術回避率を検討し、術後心エコーデータを追跡し、血行動態を検討した。平均年齢44.8(11-72)歳。すべての症例で僧帽弁閉鎖不全を認め、うち狭窄を伴った症例が2例。適応理由は感染性心内膜炎2例、狭小弁輪2例、小児例2例、挙児希望あり3例、その他9例。13例で僧帽弁手術の既往があった。平均リングサイズは25.6 (25-33)mm。同時施行手術は三尖弁形成術2例、メイズ手術7例。手術死亡は0例。平均術後観察年数は4.5年。遠隔期死亡は1例。8例で遠隔期に僧帽弁置換術を必要とした。再手術までの期間は平均4.1(1.1-8.4)年。再手術の原因は僧帽弁閉鎖不全3例、狭窄1例、閉鎖不全兼狭窄2例、その他2例。閉鎖不全のうち2例は弁と乳頭筋の接合部が外れ、急性僧帽弁閉鎖不全を来した。僧帽弁置換術回避率は1年94.4%, 3年77.4%, 8年43.7%。平均圧較差の平均は1年1.68mmHg, 3年3.07mmHg, 8年7.8mmHgであった。中等度以上の僧帽弁閉鎖不全回避率は1年83.3%, 3年72.2%, 8年41.7%であった。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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