2018 Fiscal Year Annual Research Report
A Comparative Study on Local Situations Surrounding Menstruation that Became a Global Issue
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17H04539
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
杉田 映理 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (20511322)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新本 万里子 国立民族学博物館, 超域フィールド科学研究部, 外来研究員 (60634219)
小國 和子 日本福祉大学, 国際福祉開発学部, 教授 (20513568)
松尾 瑞穂 国立民族学博物館, 超域フィールド科学研究部, 准教授 (80583608)
菅野 美佐子 国立民族学博物館, 南アジア地域研究国立民族学博物館拠点, 特任助教 (80774322)
秋保 さやか 筑波大学, ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター, 助教 (40797164)
椎野 若菜 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (20431968)
佐藤 峰 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 准教授 (20739784)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 月経 / 国際開発 / ローカル / 文化変容 / ジェンダー / 比較研究 / 文化人類学 |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度(3年プロジェクトの2年目)は、現地調査を中心に個別にメンバーが研究を進める一方(1)、プロジェクト全体にかかることとにしては以下(2)を実施した。 (1)個別に各メンバーが進めた事項ー 4月~7月:昨年度実施した調査結果のとりまとめに加え、2018年3月に実施した研究合宿での共有事項をふまえて今年度のフィールド調査の準備を実施。新本、小國、佐藤は8月~9月にフィールド調査を実施。椎野、菅野、秋保、松尾、杉田は2月~3月にそれぞれの研究対象地でフィールド調査を行った。 (2)プロジェクト全体にかかることの実施事項ー 8月:研究代表者と副代表者で今後の計画について協議(於広島)。11月25日:研究会を開催し、夏に調査を実施したメンバーの調査報告。次年度文化人類学研究大会の分科会申請についての打ち合わせ(於東京)。12月:文化人類学研究大会の分科会申請。 12月:日本国内のナプキン製造メーカー訪問にあたっての調査事項の取りまとめ。2月14日:研究会(国内の生理休暇についての研究成果をもつ研究者とのディスカッション)(於東京)。3月:国際開発学会の学会誌『国際開発研究』における次年度特集として、本研成果を発表することについて申請し、内諾を得る。 今年度は、上記のとおり現地調査および次年度の成果発表に向けた準備が中心であった。研究結果については書くメンバーが分析し取りまとめ中であるため、研究目的に照らした「成果」は次年度提出となる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初より、2年目は現地調査を中心とすることを計画しており、それを実施した。次年度に向けた学会分科会枠(文化人類学会)の確保、学会誌特集の枠(国際開発学会)の確保等は実施できたが、論集の出版に向けた準備は次年度に持ち越しとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
2019年度は本科研プロジェクトの最終年度となる。これまでの調査結果の分析ととりまとめ、学会の研究大会や学会誌における成果発表、論集出版に向けた執筆を実施した。 スケジュールについては、以下のとおり実施予定; 6月文化人類学会研究大会(@仙台)分科会にける発表予定。7月国内ナプキンメーカーの訪問、研究会。8月国際開発学会企画セッション実施に向けた準備と申請。9月『国際開発研究』特集お原稿提出。11月国際開発学会研究大会における発表。3月までに論集のための原稿提出。
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