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2020 Fiscal Year Research-status Report

A Comparative Study on the Environmental Design of the Japanese and European <MOTOWN>

Research Project

Project/Area Number 17K00716
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

堀田 典裕  名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (00283391)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 片木 篤  名古屋大学, 環境学研究科, 名誉教授 (70204419)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2022-03-31
Keywordsモータウン / 建築デザイン / 都市デザイン / カンパニー・タウン / 形態分析
Outline of Annual Research Achievements

2020年度は、欧州〈モータウン〉の代表であるトリノに関する資料整理と、都市デザインおよび建築デザインの形態分析を行った。当初予定では、現地の市立図書館・市立資料館・企業資料館を中心とする悉皆調査と踏査調査を行った上で、形態分析を行う予定であったが、2020年9月に予定していたトリノの調査旅程が、新型コロナウイルスの影響によって全面的に中止となった。しかしながら、2018年8-9月に行った予備調査において、重要な資料が予想以上に収集出来たため、トリノについては、これらの資料に基づいて研究を遂行することが出来た。具体的には、以下の四点について調査研究を行った。
(1)トリノの地形に関する資料を整理し、リストを作成した。(2)トリノに関する都市デザイン資料と、フィアット工場の建築デザイン資料を整理し、リストを作成した。(3)トリノにおける都市デザインを地形に照らして形態分析を行ない、その特徴について検討した。(4)フィアット社「リンゴット工場(1923操業開始)」の形態分析を行なった。(5)ジャコモ・マッテ・トゥルッコに関する年譜を作成した。
なお、新型コロナウイルスの影響は予断を許さないため、現地建物の踏査調査は時機を見て行う必要があろう。しばらくは、現地の市立図書館・市立資料館のデジタル・アーカイブス、所属大学図書館を通じた相互貸借制度、海外古書店を通じた資料購入などの方策によって研究を推進することになろう。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2020年9月に予定していたトリノの本調査(現地建物の踏査調査)が、新型コロナウイルスの影響によって中止となった。しかしながら、2018年8-9月に行った予備調査において、重要資料を予想以上に収集出来たため、トリノについては、これらの資料に基づいて研究を遂行する予定である。

Strategy for Future Research Activity

新型コロナウイルスの影響は予断を許さないため、現地建物の踏査調査は時機を見て行わざるを得ない。むしろ、当該図書館および資料館のデジタル・アーカイブス、所属大学図書館を通じた相互貸借制度、海外古書店を通じた資料購入などの方策を積極的に行う予定である。また、これまでの研究活動によって、現地の研究協力者との良好な研究体制を築くことが出来ているため、彼らと綿密に相談して研究を推進したいと考えている。こうした研究方法を行うため、デジタル・コミュニケーションを可能にするPC環境を整備する予定である。

Causes of Carryover

2020年9月に予定していたトリノの調査旅程が、新型コロナウイルスの影響によって全面的に中止となり、次年度使用額が生じることになった。当該図書館および資料館のデジタル・アーカイブス、所属大学図書館を通じた相互貸借制度、海外古書店を通じた資料購入などの渡航に代わる調査方策を実現するため、デジタル・コミュニケーションを可能にするPC環境を整備する予定である。

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Published: 2021-12-27  

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