2017 Fiscal Year Research-status Report
総合博物館の特性を活かした古写真データベースの作成とその活用
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17K01215
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Research Institution | Natural History Museum and Institute, Chiba |
Principal Investigator |
小田島 高之 千葉県立中央博物館, その他部局等, 研究員(移行) (70250131)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八木 令子 千葉県立中央博物館, その他部局等, 研究員(移行) (00250134)
島立 理子 千葉県立中央博物館, その他部局等, 研究員(移行) (00332354)
下稲葉 さやか 千葉県立中央博物館, その他部局等, 研究員(移行) (00761545)
佐山 淳史 千葉県立中央博物館, その他部局等, 研究員(移行) (20784359)
山本 伸子 千葉県立中央博物館, その他部局等, 研究員(移行) (90535212)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 絵葉書 / 古写真 / 博物館 / 資料 / 環境解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
【絵葉書資料の整理】 千葉県立中央博物館所蔵の国内外の絵葉書資料5万点を地域毎に整理し、国別、県別等に区分けした。千葉県と茨城県の一部を対象とした絵葉書9,700点については、1枚ごとにタイトルをはじめ、地名、撮影対象などの情報を入力するとともに写真のスキャンを行い。データベースに登録した。これらの登録データの一部(5,700点)についてはウェブ上で公開を行った。 【絵葉書データベースの改良】 データベースを絵葉書の画像、タイトルや地名、キーワードだけでなく、想定される撮影地点の緯度経度、撮影対象物の緯度経度などについても入力できるよう改良した。このことにより、絵葉書から読み取ることができる情報をより有効に記録できるようになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
絵葉書の整理とデータベース登録については、順調に進んでいるが、本研究の主要な部分である絵葉書の写真データや古写真を用いた環境変遷の解析についてはあまり進んでいない。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は資料整理の進んでいる千葉県周辺地域を中心に積極的に調査を行い、データを蓄積し、環境変遷について解析を進める予定である。
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Causes of Carryover |
資料整理に予想以上のコストがかかったため、当初計画を変更し、整理のための消耗品や人件費の支出を多くしたが、資料整理のアルバイトが働ける日数が計画より少なくかったため次年度使用額が生じた。今年度に繰り越された額に関しては、資料整理のアルバイト用として執行する予定である。
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