2018 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
17K01835
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Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
藤本 壮八 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (00319948)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高尾 俊弘 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00243824)
山中 義之 川崎医科大学, 医学部, 講師 (30368625)
脇本 敏裕 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (90550898)
斎藤 辰哉 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 助教 (60758085) [Withdrawn]
門利 知美 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 助教 (10781552)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ストレス / 運動 / 肥満 / 睡眠 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は「健診現場での生活習慣病に対する運動指導は睡眠障害・ストレスの改善に有効である」との仮説を検証するための目的として以下の2つを設定した。目的1.運動指導による睡眠障害とストレスの変化を検証する。目的2.睡眠障害・ストレスの変化と健診結果の関連を検証する。本研究の開始にあたり、当院の過去の健診データを基に運動とストレスの解析も行った。それにより運動が増えたものは増えなかったものと比較しストレスの指標であるWHO-5試験で見たストレスが減っていることを確認した。また、健診対象者に対して睡眠の質の評価(PSQI)とストレスの評価(GHQ12)に関連があることも確認した(川崎医学会誌. 2018.12;44(2):107-114)。次に、これらの睡眠とストレスが運動指導による介入で改善するかどうかの研究を開始するため、当施設の倫理審査を行い承諾を得た。その後に研究に必要な体制づくりとして運動指導やストレスチェックの準備を行った。その後は研究参加者の募集を開始し21名をエントリーした。運動指導等や必要な検査も全員終了し、現在は検査データの解析を行っている。今後は検査データの解析を行い、論文等により研究結果を開示する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2017年度には倫理委員会の承認及び研究への体制を整備することから開始した。研究の体制は完備されたが、対象者の募集開始時に年度の健診者がほとんど終了していたために募集人数を集めることが出来なかった。しかし、2018年度の健診受診者に対しての募集は順調に行え参加者への運動指導や検査も終了し、今後検査データの解析を行うのみである。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の研究計画に沿って研究を開始している
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Causes of Carryover |
研究体制の整備等により研究開始時期が遅れたため、次年度使用額が生じた。次年度使用額は31年度の使用額と合わせ、物品や検査費用に使用する予定である。
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Research Products
(2 results)