• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2017 Fiscal Year Research-status Report

Development of career education program for promoting gender equality awareness for young physicians and evaluation of its effect

Research Project

Project/Area Number 17K08907
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

有馬 牧子  東京医科歯科大学, 学生支援・保健管理機構, 助教 (30714943)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平澤 恵理  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50245718)
泉 美貴  東京医科大学, 医学部, 准教授 (30228655)
野原 理子  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (30266811)
Project Period (FY) 2017-02-23 – 2021-03-31
Keywordsリーダーシップ / キャリアパス / 男女共同参画 / 性別役割意識
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、医療現場の男女共同参画意識を推進し、大学医学部の卒前キャリア教育において男女共同参画の推進やキャリアデザイン立案能力の育成に関する教育プログラムを開発することである。平成29年度の研究計画は、「男女共同参画」「医師のキャリア」等をキーワードに研究分担者・連携研究者と文献検索を行い、医師の男女共同参画意識に関するアンケート調査結果について分析を行い、論文を作成することとしている。
平成29年度の研究機関は研究代表者の育児休業後の復帰時期と重なったため、平成30年の2月から3月の2ヶ月間であった。男女共同参画・医師のキャリア等をキーワードとして国内・海外の資料検索を行った。また医師の男女共同参画意識を把握するための基礎データとするため、代表者が所属する機関で実施したアンケート調査結果のデータを基に分析を行い、今後の課題を特定することができた。
具体的には研究代表者が所属する機関で実施したアンケート調査結果から、今後のキャリアへの目標、リーダーになりたいかの希望、女性がキャリアアップしにくい理由、キャリアップするための具体的な方策等について男女別の分析を行った。その結果、将来、リーダーになりたいかの希望、及び「リーダーや上位職になりたくない」理由について、性別による理由の違いを特定することができた。
また、「女性がキャリアアップしにくい理由」及び「女性がキャリアアップしていくための具体策」について、「職場の男女役割意識」が大きく関連していることが判明した。更に上記回答について、男女間での意識の違いを特定できた。上記の取組により、男女役割意識の有無、及び男女間での意識の違いを特定できた。このことにより、本研究課題である男女共同参画意識を推進する教育プログラムの開発に向けた基礎データとして活用することが可能となる。また論文作成に向けたデータとして活用することが可能となる。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2ヶ月間の短い研究実施期間ではあったが、文献検索を行い、データの分析を進めて、性別役割意識の把握や男女共同参画意識の課題の特定を行うことができた。またこれらデータを基にして論文執筆に役立てることができた。

Strategy for Future Research Activity

引き続き、国内・海外の情報を収集して文献検索を進める予定である。また必要に応じてデータ分析等を行い、本課題の改善に向けた課題の特定を行い、教育プログラム策定の基盤を構築する予定である。論文作成についても引き続き行う予定である。

Causes of Carryover

文献購入費や消耗品購入費として使用予定であったが、文献については所属機関が加入しているオンラインジャーナルサービスを利用したため、購入が不要となった。消耗品については既存のものを使用したため購入が不要となった。平成30年度以降は、所属機関が加入しているサービス以外のジャーナルを閲覧する必要があるため、購入予定である。消耗品についても必要に応じて購入予定である。

URL: 

Published: 2018-12-17  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi