2020 Fiscal Year Annual Research Report
A prospective study about association between 25-hydroxyvitamin D and cognitive decline and development of lifestyle-related diseases.
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17K09121
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
尾崎 悦子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00438219)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 能行 京都先端科学大学, 健康医療学部, 教授 (00191809)
渡邉 功 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10636525)
松井 大輔 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20613566)
小山 晃英 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40711362)
栗山 長門 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60405264)
上原 里程 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90276999)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 25(OH)D / 骨代謝マーカー / 認知機能 / ビタミンD |
Outline of Annual Research Achievements |
2011年からインフォームド・コンセントを得て、血液採取、尿採取、骨密度測定、動脈硬化測定、食事記録、認知機能検査、自記式質問票等を含めて総合的な生活習慣調査を継続している約6,000人のコホート集団を対象として研究(J-MICC研究京都フィールド)を進めており、2013年度からは第二次調査を行っている。 2018-2019年度には、2012-2013年度のJ-MICC研究京都フィールドの脳ドックを使用した調査研究に参加した290人を対象として第二次調査を健診方式で実施したところ、216人に調査を実施することができた。ベースライン調査同様の血液採取、尿採取、食を含む生活習慣調査、食事記録調査、動脈硬化検査、骨密度等の機器測定、血液検査、尿検査、MRI測定、認知機能テストに加えて内臓脂肪測定、タッチパネルの認知機能検査、ロコモ調査(2ステップテスト・立ち上がりテスト・6m歩行速度テスト)等のデータの収集と追加のストレスチェックや骨関係等の調査票を収集することができた。 採取した血液からは6年前と同様のヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板、総蛋白、アルブミン、クレアチニン、尿素窒素、尿酸、TG、HDL-コレステロール、LDL-コレステロール、血糖、HbA1cなどを測定した。尿からは一般検査、尿中アルブミン、クレアチニンを測定した。収集したデータはネットと隔離された環境下で入力を実施し、収集した血清を順次25(OH)D、TRACP-5b、BAP、レプチンなど健康全般に関連する項目の検査を依頼した。2020年度は追加血液項目検査を依頼し、最終的に得られた情報をデータベースとして構築し、認知機能との関連を検討した。 さらに、脳ドックを実施していない集団のデータから25(OH)Dの追加検査を行い、季節や男女差、25(OH)DとビタミンD摂取との関連などの検討を行い、学会での報告をした。
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Research Products
(2 results)