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2017 Fiscal Year Research-status Report

やせ,正常体重,および肥満者の代謝異常発症に影響する健康行動・社会的要因の違い

Research Project

Project/Area Number 17K09135
Research InstitutionKanazawa Medical University

Principal Investigator

櫻井 勝  金沢医科大学, 医学部, 准教授 (90397216)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石崎 昌夫  金沢医科大学, 医学部, 教授 (10184516)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywords予防医学
Outline of Annual Research Achievements

本研究では,幅広い年齢層を含む職域集団を対象に,生活習慣病をはじめとする各種代謝異常の発症を規定する生物学的要因(性,年齢),地理的・社会的要因(地域,職業要因など),健康に関する知識や実際の健康行動などを,その背景にある体格(やせ,正常体重,肥満)別に比較する.代謝異常を発症する過程における体格の変化や,代謝異常発症の背景にある危険因子の体格による違いを明らかにすることで,中高年の肥満者に対する特定保健指導はもちろん,現在ではエビデンスの少ない若年者や非肥満者に対する生活習慣病予防のための効果的な保健指導を提案することが可能となる.
平成29年度は,研究計画を作成し,研究を実施する企業および企業の健康保険組合との調整を行った.また,企業の健康保険組合が実施した健康行動や健康意識に関する調査を一緒に計画し,実施した.
1)研究計画の作成:研究計画を作成し,研究を実施する企業の健康管理センターおよび健康保険組合と調整を行った.
2)平成26年に企業が行った職域健診と健康行動や健康意識に関する調査の結果を入手した.19,434名の資料を入手した.
3)平成26年に行った健康行動や健康意識に関する調査の繰り返し調査を企業の健康保険組合と共に計画し,実施を支援した.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成26年の資料の入手にあたり,資料の提供元である企業の担当者による健康診断データと健康調査のデータの結合に時間がかかり,資料を入手するのに時間がかかったため.

Strategy for Future Research Activity

平成29年度に入手した資料をもとに,ベースラインのデータセットを作成し,肥満の有無と健康行動および代謝異常との関連について横断的に解析を行う.また,平成29年度の健康調査や健康診断の結合データを入手し,健康行動や健診異常の3年間の変化に関する縦断研究のデータセットを作成する.

Causes of Carryover

(理由)研究に用いる資料の調整に時間がかかり入手が遅れたため,平成29年度に予定していた資料整理の謝金やデータベース構築に用いる委託費などを使用しなかったため.
(使用計画)平成29年度の予定していた資料整理やデータセットの構築を平成30年に行うため,その経費を平成30年に繰り越して使用することとする.

URL: 

Published: 2018-12-17  

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