2019 Fiscal Year Research-status Report
高リスク冠動脈硬化巣を認識する多面的非侵襲的画像診断法確立のための基盤研究
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17K09566
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Research Institution | National Cardiovascular Center Research Institute |
Principal Investigator |
浅海 泰栄 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (20629315)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 核磁気共鳴画像法 / 冠動脈硬化 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は 高信号冠動脈プラーク新規半定量評価法(3次元計測法)を用いた冠動脈カテーテルインターベンション時の周術期心筋障害発生予測の論文報告を行なった (Hosoda H, Asaumi Y et al. Journal of Cardiovascular Megnetic Resonance. Volume 22:5.)。またT1強調MRI画像にて可視化されるヘマトキシリンエオジン染色に基づく冠動脈病理組織像について 2019年11月の米国心臓病学会にて報告を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
T1強調画像と病理組織標本の対比解析(免疫組織染色解析)に時間を要している状況にある。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度は 免疫染色を用いた分子解析を行うことにより高リスクプラークに特徴的な分子像を明らかにしていく予定としている。
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Causes of Carryover |
2019年度は冠動脈病理解析に時間を要した為、当初の予算と比較して差額を生じた。従って2020年度は冠動脈病理標本に対する免疫組織学的解析のために残った予算を用いる予定とする。
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Research Products
(2 results)