2020 Fiscal Year Research-status Report
肺癌の個別化ゲノム医療に向けた定位放射線治療感受性のバイオマーカー探索
Project/Area Number |
17K10482
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Research Institution | National Hospital Organization, Kyushu Medical Center (Clinical Institute) |
Principal Investigator |
大賀 才路 独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 放射線科医長 (90380427)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神谷 武志 九州大学, 大学病院, 助教 (20419534)
浅山 良樹 九州大学, 医学研究院, 教授 (40380414)
吉武 忠正 九州大学, 医学研究院, 講師 (40452750)
浅井 佳央里 九州大学, 大学病院, 助教 (40635471)
本田 浩 九州大学, 大学病院, 教授 (90145433) [Withdrawn]
野元 諭 九州大学, 医学研究院, 准教授 (90258608) [Withdrawn]
平田 秀成 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (90721267)
塩山 善之 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (10323304)
高木 正統 独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 放射線科医師 (30814420)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 肺癌 / 定位照射 / 遺伝子発現異常 / RNA / バイオマーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
課題名「肺癌の個別化ゲノム医療に向けた定位照射治療感受性のバイオマーカー探索」
2020年3月時点で原発性肺癌に対する定位放射線治療を施行した患者のうち、研究参加の同意を取得した4例においてCTガイド下肺生検にて検体を取得した。1検体のtotal RNAの抽出を実施し、total RNAの抽出は良好に可能であった。今後は残り3検体のtotal RNAの抽出を引き続いて行う予定である。また、同時に4症例の定位照射後の予後調査を行い、治療成績を確認する。4検体のRNA抽出終了後は、RNAシーケンスを行い 4症例の治療成績とmRNA遺伝子発現異常の関連性を解析し、定位放射線治療抵抗性に関連する遺伝子発現異常を同定する.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
定位放射線治療が近隣施設にて実施されるようになり症例集積が遅延したこと、研究代表者及び分担者の異動、当初所属施設での遺伝子解析機器の使用ができなくなったこと、昨年はコロナ禍などのため研究の進行遅延が生じている。原発性肺癌に対して定位放射線治療を実施した4症例において検体の採取を得ており、うち1例のtotal RNAの抽出は終了している。
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Strategy for Future Research Activity |
残り3例の検体のtotal RNA抽出を行う。その後、外部機関に委託してRNAシーケンスを行い4症例の治療成績とmRNA遺伝子発現異常の関連性を解析し、定位放射線治療抵抗性の遺伝子発現異常を同定する
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Causes of Carryover |
昨年度は研究分担者の異動・コロナ禍などのため施設間の移動が難しく、研究が予定通りに進まず、遅延したため次年度使用額が生じました。次年度は研究最終年度に当たるため、研究結果の解析及び発表に助成金を使用する予定です。
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