2019 Fiscal Year Annual Research Report
Impact of aquaporin 7 deficiency on preconditioning effect
Project/Area Number |
17K10740
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
太田 恵介 日本医科大学, 医学部, 助教 (10787534)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤井 正大 日本医科大学, 医学部, 准教授 (60297926)
別所 竜蔵 日本医科大学, 医学部, 准教授 (60281432)
網谷 亮輔 日本医科大学, 医学部, 研究生 (30763594)
丸山 雄二 日本医科大学, 医学部, 講師 (50328837)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | AQP7 / プレコンディショニング |
Outline of Annual Research Achievements |
平成31年度は、これまでの予備実験を踏まえ、虚血性プレコンディショニング(IPC)を惹起する至適条件を3分虚血+5分再灌流を2サイクルと定めた。野生型(WT)とAQP7ノックアウト(KO)マウス(男性、C57 / B6)から摘出した心臓をランゲンドルフ灌流装置にセットして、25分単純虚血に対する心筋保護効果を検討した。ランダムに4つのグループに割り当てた(n = 6 /グループ):グループ1はWTコントロールであり、グループ2はWT IPCグループで、グループ3は25分のGIのKOコントロールであり、グループ4はKO IPCグループとした。その後、60分の再灌流を行った。機能の回復は再灌流を通して測定され、心筋障害の指標として乳酸脱水素酵素(LDH)を測定した。結果は、グループ1、2、3、および4における左室発生圧(LVDP)の最終的な回復は、それぞれ20.1±8.4%、50.0±7.8 *%、25.6±19.3%、34.6±21.3%(*:p <0.05 v G1およびG3)。グループ 1、2、3、および4のLDH(U/g)は、それぞれ42.8±9.0、14.8±15.3 *、38.7±22.0、および45.1±14.4だった(*:p <0.05 v G1、G3、およびG4 )。
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Research Products
(1 results)