2019 Fiscal Year Research-status Report
Identification of molecular markers for ectopic pregnancy
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17K11283
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
増崎 英明 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 学長特別補佐 (00173740)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 清徳 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (00363490)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 異所性妊娠 / 自然流産 / 胞状奇胎 / 正常妊娠 / 妊娠初期 / microRNA / 分子マーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
妊娠初期の異所性妊娠15例、胞状奇胎4例、自然流産10例ならびに正常妊娠10例の患者血漿を集積した。Chromosome 19 microRNA cluster 領域のmicroRNA(miR-517aなど)ならびにchromosome 14 microRNA cluster 領域のmicroRNA(miR-323-3pなど)の発現解析を行った。miR-517aは正常妊娠と異常妊娠(異所性妊娠、胞状奇胎および自然流産)との鑑別に有用であった。ついで、miR-323-3pは異所性妊娠とその他の異常妊娠(自然流産および胞状奇胎)との鑑別に有用であった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度は病院長から図書館長になり多忙のため、研究を計画通りに実施できなかった。また、研究に用いる試薬等の搬入が遅延し、計画通りに実験も行うことが出来なかった。以上より、研究の進捗がやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
異所性妊娠の分子マーカーを同定するため、集積した検体を研究計画通りに解析して研究を完遂する予定である。
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Causes of Carryover |
研究試薬の入手が遅延したり、図書館長になり研究以外の業務が忙しかったため、研究を計画通りに実施できなくて次年度使用額が生じました。次年度は、研究計画を完遂するために、未解析の検体も含め実験を実施するため研究助成金は計画通りに使用されます。
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Research Products
(4 results)