2018 Fiscal Year Research-status Report
Estimation of aspiration pneumonia risk using a simple-version assesment sheet for oral care.
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17K11791
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Research Institution | Tokushima Bunri University |
Principal Investigator |
中野 雅徳 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (30136262)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中江 弘美 徳島文理大学, 保健福祉学部, 講師 (00709511)
柳沢 志津子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 講師 (10350927)
日野出 大輔 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (70189801)
吉岡 昌美 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (90243708)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 研究協力施設 / 特別養護老人ホーム / 簡易版口腔ケアアセスメントシート / 発熱・誤嚥性肺炎イベント / データ収集 / データベース設計 / データ入力 / 口腔ケア指導コンテンツ |
Outline of Annual Research Achievements |
・研究協力の承諾を得ている全国老人福祉施設協議会に所属する特別養護老人ホーム7施設の内、岐阜、高知のを除く5施設(愛媛1施設、徳島4施設)を訪問し、研究内容の説明、調査方法の具体的な説明を行った。2施設については書状、メール、電話を利用し説明を行った。 ・各施設から、初回の調査として簡易版口腔ケアアセスメントシートの記録データを送付してもらった。さらに、6か月後に2回目の簡易版口腔ケアアセスメントシートの記録データに加え、6か月間における発熱および誤嚥性肺炎のイベント記録を送付してもらった。 ・送られた原本をコピーして各施設に返却し、コピーしたアセスメントシートは各施設ごとにファイルし保存するとともに、データは、研究協力者がデータベースに入力した。 ・データベースの構築に関しては、研究分担者との協議を行い、統計処理のしやすさ、必要要件を考慮し設計を行った。 ・研究協力が得られた後に行う口腔ケア研修に用いるコンテンツ作成を行っている。コンテンツは直接の指導とe-ラーニングの両方に対応できるようにしている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
・研究協力の承諾が得られた施設は当初の計画に達しなかったが、合計367名分のデータを蓄積中であり、誤嚥性肺炎の推定という本研究目的に対して、必要かつ十分なサンプル数を得られる見通しが立っている。各施設から、スケジュール通り調査結果が送られてきており、ほぼ順調に進捗していると考える。 ・のちの統計処理を考慮したデータベースの設計ができており、入力作業も順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
・2019年6月から8月にかけて3回目の記録データを各施設から送付してもらう。 ・受領後、それまでのデータを解析し、誤嚥性肺炎発症リスク推定法の検討を行い、中間報告として学会発表を行う。
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Causes of Carryover |
研究協力施設等に口腔ケアに関する研修に使用するための備品(物品)を購入する予定であったが、機種の変更の検討に時間を要し次年度の購入となった。通信費などその他の費用が当初の予定より低くおさまり、当該年度の実支出額が計画を約18万円下回った。 次年度に、研修で用いる舌圧計および口腔ケアマネキン(マナボット簡易モデル)を購入する予定である。
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Research Products
(4 results)