2020 Fiscal Year Research-status Report
新人看護師の多重課題に対応する実践能力育成のための教育プログラムの開発
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17K12188
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
水野 暢子 藤田医科大学, 保健学研究科, 教授 (80338201)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 業務遂行 / 状況判断 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,一般急性期病院に勤務する新人看護師の多重課題に対応する実践能力育成のための教育プログラムを開発することである.本年度は,新人看護師及び熟練看護師の業務遂行に関する面接調査を実施する予定であった.熟練看護2名を対象にプレテストを実施し,現在,データ分析を実施している. 予定していた調査は,COVID-19の影響により面接調査の実施が困難であり,本調査には至っていない. 教育プログラム作成の準備として,多重課題に関する国内外の文献調査を実施したところ,我が国においては新人看護師を対象としたシミュレーション教育の実践報告が多数を占めて一ルこと,海外においては研究者が着目している複数のタスクに同時に勅撰している状況下での対応や教育プログラムの報告はほとんどないことが明らかになった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
休職者の発生,COVID-19の影響による業務量増大に伴い,研究時間を捻出することが困難であったことに加え,調査を予定していた施設での調査受け入れが難しくなり,本調査が実施できなかった.
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Strategy for Future Research Activity |
現在,調査受け入れ施設をあたっている. 受け入れを検討中の施設との交渉を進めて,面接調査を実施する. 研究協力者を募り,データ分析等の協力を得る.
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Causes of Carryover |
今年度,実施する予定であった調査が困難であったため,調査に使用する予定であった交通費や謝金,人件費の使用はなかったこと,またプレテストで実施した文房具類については,現在,保有しているものを使用して実施したため,必要経費はなかった.
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