2018 Fiscal Year Research-status Report
河川水害時の高齢者・障がい者の避難生活環境整備と救援体制システムの開発
Project/Area Number |
17K12192
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Research Institution | Kyoto Gakuen University |
Principal Investigator |
西田 直子 京都学園大学, 健康医療学部, 教授 (80153881)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻村 裕次 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (40311724)
山下 敬 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (50758018)
垰田 和史 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (90236175)
江頭 典江 京都学園大学, 健康医療学部, 講師 (70547463)
山岡 愛 京都学園大学, 健康医療学部, 嘱託講師 (00806309) [Withdrawn]
村田 優子 京都学園大学, 健康医療学部, 助教 (90813345)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 避難所 / 障がい者 / 高齢者 / バリアフリー環境 |
Outline of Annual Research Achievements |
京都市右京区内の高齢者や障がい者が災害時などで避難する場合に,避難所の生活環境の状況をどのような環境であるのかを調査するために、平成17年9月から12月にかけ、右京区内の16か所の指定避難所を対象に調査票を用いて実態調査を行った.その継続として、平成18年5月から7月にかけて、右京区内の18か所の指定避難所を対象に調査票を用いて実態調査を行った.合計34か所の指定避難所を北部地域と南部地域に分け、避難所マップ、各避難所のスロープ、車いす用トイレの場所、状況などの写真を掲載したホームページを作成した。サイトは「右京区避難所マップ」である.(https://jpn01.safelinks.protection.outlook.com/?url=http%3A%2F%2Fkyoto-hinan.org%2Fukyo%2F&data) ここには、各避難所のスロープ状況、体育館、車いす用トイレの場所、状況などを掲載している。今後は、このサイトを対象者に見ていただくようにアピールする活動を行う予定である. また、このサイトを見た対象者である高齢者や障がい者が評価できるように避難所の設備の希望、避難所の情報の適切さ、適切性、不安などについてサイトに「調査票」を作成し、学内の研究倫理委員会で承認を得て、HPに立ち上げ、公開中である.(https://jpn01.safelinks.protection.outlook.com/?url=%3A%2F%2Fkyoto-hinan.org%2Fukyo%2Fquest%2F&data)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
京都市右京区内の指定避難所である60か所のうち京都市教育委員会の許可が得られた小中学校、その他指定避難所で調査の承認を得られた3か所の調査を終え、ホームページを立ち上げることができた。また、そのサイトの評価として調査票を作成し、研究倫理委員会の承認を得て、サイトとして立ち上げている。
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Strategy for Future Research Activity |
「右京区避難所マップ」のアピールを地域や障がい者関係団体に行うとともに、各避難所のスロープ状況、体育館、車いす用トイレの場所、状況などについて。今後は、このサイトを高齢者・障がい者の対象者に見ていただき、避難所の設備の希望、避難所の情報の適切さ、適切性、不安などの調査項目の「調査票」をサイトに立ち上げ、現在調査中である。
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Causes of Carryover |
「右京区避難所マップ」のホームページの作成と立ち上げの経費が予定より減額されたことと、調査票作成の経費が減額されたことにより残額が発生した。また、調査を3月から開始しているが謝金の発生がなかったために残額が発生した。これは次年度の調査の謝金として必要になる。
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Research Products
(3 results)
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[Remarks] 右京区避難所マップ
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[Remarks] 調査票