2017 Fiscal Year Research-status Report
未婚男性における妊孕性の認識構造と「男性の妊孕性に対する自己認識尺度」の開発
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17K12324
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Research Institution | Niigata University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
山口 典子 新潟医療福祉大学, 看護学部, 講師 (90465469)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 男性不妊 / 妊孕性 |
Outline of Annual Research Achievements |
連携研究者と共に、国内外の文献や資料にて、男性の妊孕性の認識に関する現状についての再度分析・検討を行った。また、学会参加(第19回日本母性看護学会学術集会、第62回日本生殖医学会学術集会、第37回日本看護科学学会学術集会)により、男性の妊孕性の認識に関する本邦における最新の知見についての理解に努めた。 現在、前述の内容を基に、未婚男性の妊孕性の認識の構造を明らかにするための質的研究に必要なインタビューガイドの作成を研究者間で検討している。連携研究者には、未婚女性の妊孕性の認識構造についての研究を進めている研究者が含まれていることから、連携研究者との検討をさらに深めているところである。 特に、科研費による本研究以外で取り組んでいる男性因子不妊にて通院している男性患者約150名を対象とした妊孕性に関する質問紙調査を実施、現在データ入力が完了し、分析を行っている最中である。その分析結果から得られた知見や傾向を基に、未婚男性の妊孕性に関する質的調査のためのインタビューガイドの作成を進めている。加えてここで得られた結果については、第63回日本生殖医学会、第59回日本母性衛生学会、第38回日本看護科学学会、第33回日本助産学会にて発表し、学術論文雑誌「日本看護科学学会誌」への投稿に向けて、準備を進めている。これらを踏まえて、速やかな倫理審査委員会の審査・承認に向け、研究計画書及びインタビューガイドの精錬を行っている最中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
倫理審査の承認に向けた研究計画書の精錬を行っているため、おおむね研究進捗としては順調であると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
倫理審査承認後は、速やかに、研究協力施設への説明等を完了次第、対象者へのインタビューを開始する予定である。またその分析結果を基に、尺度開発に向けた質問紙調査をネットワークサンプリングにより実施よりし分析、結果については学会発表及び学術論文誌への投稿を考えている。
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