2020 Fiscal Year Research-status Report
母親としての自信獲得を目指したエンパワメント向上の為の看護介入プログラムの構築
Project/Area Number |
17K12332
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
加藤 陽子 久留米大学, 医学部, 講師 (70421302)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大平 光子 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (90249607)
岡村 光子 久留米大学, 医学部, 助教 (70806687)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 母親 / エンパワーメント / トランジション / 母親役割 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、妊娠期から産後4か月における母親役割に看護介入として、インタビューによって出産後から産後4~6ヶ月の母親役割になじんでいく過程を表出してもらい、母親役割になじんでいくことを明らかにした。その、母親役割になじんでいくことを質的帰納的分析によってカテゴリー、サブカテゴリー化した。6つのカテゴリー、81のサブカテゴリーに分類された。その中で出てきた81サブカテゴリーについては、産後1ヶ月~6か月の初産婦にその項目の状況に関するアンケートを行った。その項目の因子分析を行い56項目となったものを再度、アンケート調査し因子分析を行った。併せて、母親役割の自信、母親であることの満足感、育児不安に関する尺度用いてそれらを測定し、今回の研究で得られた項目との相関の分析予定である。現在、56項目を再度因子分析をして、なじんでいく過程の項目を抽出する予定である。その項目を用いての看護介入に関する意義を検討する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本来であれば、終了すべき年限であった。しかし。コロナ禍のなか、研究の進捗が遅れた。データは揃っている状況なので、分析、考察を今後予定している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、アンケートデータの分析及びこのデータの看護介入での使用に関する考察を行う予定である。
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Causes of Carryover |
次年度使用が生じた理由は、コロナ禍において研究エフォートが計画通り保ててなかったため、本来すべき内容が次年度に持ちこしたためである。 次年度の使用計画は、分析及び看護介入を検討する上で必要な文献の印刷量及び論文化にかかかる費用として使用予定である。
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Research Products
(2 results)