2020 Fiscal Year Research-status Report
認知症高齢者と介護ロボットとの相互交流を促進する看護技術の構造化
Project/Area Number |
17K12407
|
Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
出貝 裕子 宮城大学, 看護学群, 准教授 (40315552)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大塚 眞理子 宮城大学, 看護学群, 教授 (90168998)
成澤 健 宮城大学, 看護学群, 助教 (90584491)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 介護ロボット / 高齢者介護施設 |
Outline of Annual Research Achievements |
介護施設に勤務する看護・介護職員が日常ケア実践の中で認知症高齢者の対人交流を促進するために,介護ロボットを活用する際の判断と行動を抽出するとともに,専門看護師や認定看護師といったエキスパートからみた認知症高齢者の対人交流支援における介護ロボット活用可能性について明らかにすることを目的とし、介護ロボットを導入したことのある介護施設における職員へのインタビュー調査と、ケア場面の観察調査を予定していた。研究へ協力してくれる施設を探索しているが、高齢者介護施設におけるCOVID-19の感染状況が安定せず、現場の職員の負担及び感染予防の観点から研究協力が得にくい状況によりまだ協力が得られていない。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
フィールドとなる高齢者介護施設におけるCOVID-19の感染状況が安定せず、現場の職員の負担及び感染予防の観点から研究協力が得にくい状況にある。
|
Strategy for Future Research Activity |
高齢者へのワクチン接種、介護施設職員へのワクチン接種が少しずつ進んできているため、オンラインインタビューを含め、研究への協力を得られる可能性が出てきた。対象地域の感染状況、ワクチン接種状況を見通しながら、研究協力依頼を進めていく。
|
Causes of Carryover |
実施途中の調査である、介護施設職員へのインタビュー調査及びスペシャリストへのインタビュー調査について、COVD-19の影響により研究協力が得られず次年度使用額が発生した。今年度は地域のCOVID-19感染状況を見ながら、研究協力依頼を再開し、介護施設職員5~10名、スペシャリスト5名程度の参加者を確保する。データ収集後は速やかに分析する計画である。
|