2018 Fiscal Year Research-status Report
退院直後における外来看護の新たな展開を目指した入院時~退院6か月後までの追跡調査
Project/Area Number |
17K12485
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
入江 慎治 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (90433838)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
富田 真佐子 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (10433608)
坂井 志麻 東京女子医科大学, 看護学部, 准教授 (40439831)
鈴木 浩子 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (40468822)
村田 加奈子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (70381465)
林 みつる 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (20300402) [Withdrawn]
吉原 祥子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (80766189)
大崎 千恵子 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (80771568)
松木 恵里 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (30644588)
石原 ゆきゑ 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (20787915)
芳賀 淳子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (50788479)
小松崎 記妃子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (90644592)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 外来看護 / 退院直後 / 追跡調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
早期退院が求められる中で、退院後に地域での生活を安定させるためには、退院前後の切れ目ない支援が重要である。退院調整・支援、退院後の訪問看護などは整いつつあるが、訪問看護を必要とせず外来診療へ移行する大多数の患者への退院直後の支援は不十分である。 本研究では、入院~退院時、退院直後、退院後において、電子カルテからの情報収集、患者への質問紙調査、看護師への質問紙調査を実施する。これらの追跡調査から実態を示し、退院直後の患者家族の支援ニーズと退院前後の支援との関連、退院後の再入院をアウトカムとしたリスク要因を明らかにする。これにより退院直後に支援を要する患者のスクリーニングや再入院を避けるための課題など、退院直後に在宅生活を安定化するための外来看護の新たな展開を目指した支援体制づくりの根拠とする。 研究2年目の今年度は、退院時と退院後の患者向け調査票の作成、患者のカルテ情報からどの項目を分析対象とするか(できるか)の検討、病棟看護師への調査票の作成を行い、倫理審査委員会への申請・承認を経てプレテストを実施した。プレテストの結果をふまえて、患者調査票と病棟看護師調査票の修正を行うとともに、回収率を上げるための検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
プレテストの結果を踏まえて本調査の準備を進めていたところ、本調査の実施が計画よりも少し遅い実施となったため(来年度実施予定)。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はプレテストの結果を踏まえて本調査を行い、退院する患者の状態や退院支援の実施状況、患者のニーズ、再入院のリスクを分析して、退院指導や退院支援が在宅で活かされているのか、どのような患者にどのような支援が必要なのかを明らかにする。
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Causes of Carryover |
本調査の開始が遅れたため、次年度の本調査にて使用予定である。
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