2019 Fiscal Year Annual Research Report
A follow-up survey of patients from admission to 6 months after discharge
Project/Area Number |
17K12485
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Research Institution | Kanagawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
入江 慎治 神奈川工科大学, 看護学部, 教授 (90433838)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
富田 真佐子 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (10433608)
坂井 志麻 杏林大学, 保健学部, 教授 (40439831)
鈴木 浩子 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (40468822)
村田 加奈子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (70381465)
林 みつる 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (20300402) [Withdrawn]
吉原 祥子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (80766189)
大崎 千恵子 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (80771568)
松木 恵里 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (30644588)
石原 ゆきゑ 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (20787915)
芳賀 淳子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (50788479) [Withdrawn]
小松崎 記妃子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (90644592)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 外来看護 / 退院直後 / 追跡調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年9月10日から9月14日までの5日間にB大学附属病院に入院した全患者のうち、研究参加に同意が得られた患者と、その患者の病棟看護師を調査対象とした。退院患者には退院時と退院1か月後に質問紙調査を行い、その質問項目とカルテ情報を分析対象とした。病棟看護師には退院患者の退院時に質問紙調査を行った。研究への同意が得られた退院患者は348人で、男性196人(56.3%)、平均年齢は66.5歳(SD±16.3歳)であった。 1)退院患者の退院時の状態と支援ニーズと退院支援の実態 退院患者の退院時の状態としては、入院時の入退院支援スクリーニングでは「緊急入院」に該当した患者が一番多く104人(データで欠損のあった32人を除く316人中32.9%)、次いで「悪性腫瘍、認知症又は誤嚥性肺炎等の急性呼吸器感染症」が78人(24.7%)であった。退院時の退院スクリーニングチェック項目では、「介護者の同居なし」が一番多く133人(316人中42.1%)、次いで「病状の不安」が103人(32.6%)であった。「退院時に「退院後に気を付けること」などを看護師から説明を受けた」と答えた患者は141人(88.1%)で、その内容は「薬の飲み方」が一番多く85人(53.1%)、次いで「急に具合が悪くなった時の相談や対応」が78人(48.8%)であった。 2)病棟看護師 病棟看護師調査では187人から回答が得られた。「退院患者に対して病棟看護師による退院指導を行った」看護師は157人(187人中84.0%)で、そのうち指導方法は「標準看護計画に則った指導」が79人(42.2%)で一番多く、次いで「パンフレットを用いた指導」が68人(36.4%)であった。指導内容としては「生活上の注意」が一番多く113人(60.4%)、次いで「薬の飲み方」が43人(23.0%)であった。
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Research Products
(1 results)