2019 Fiscal Year Research-status Report
訪問看護における移動中の交通事故の現状と課題に関する研究
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17K12503
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
早川 りか 武庫川女子大学, 看護学部, 准教授 (50737575)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
人見 裕江 山陽学園大学, 看護学部, 教授 (30259593)
堀 智子 藍野大学, 医療保健学部, 助教 (30772800) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 訪問看護 / 移動中の交通事故 / 訪問看護事業所の管理・運営 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、2018年度に実施した第1段階の調査である全国の訪問看護事業所へのアンケート調査の結果について、さらに詳細な検討をおこなうとともに、その結果に基づき、第2段階の調査である訪問看護師へのインタビュー調査の準備を行った。 アンケート調査の自由記載によると、訪問看護師の多くが移動時の不安を抱えていることや交通事故には至らなくてもヒヤッとする体験を持っていることが明らかになっており、これらのことをインタビューによりさらに詳しく聴き取っていくこととした。また、事業所の交通安全対策や訪問調整などの事業所の管理、運営がどのようにされているのか、具体的に明らかにしていくこととし、以上の内容に即してインタビューガイドを作成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
インタビューガイドの作成と研究倫理審査の申請手続きを行い、承認後にインタビュー調査を開始した。研究倫理審査の申請手続きに時間がかかったため、研究に遅延をきたしたが、現段階で数名に対してインタビューを実施し、今後も引き続き調査を行っていく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度も引き続き、インタビュー調査を実施してく予定である。本来であれば、8月ごろを目途に調査を終了し調査結果の分析を行う予定としていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により訪問看護事業所でのインタビュー調査を中断している状況であるため、今後は調査対象の事業所や調査対象者の負担にならないよう配慮しながら調査を進めていきたい。 インタビューデータが揃うまでに若干の遅れが予想されるが、計画の変更にまでは至らないと考えられるので、状況に合わせて研究を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
研究代表者の勤務先の大学を異動したことにより、大学での業務に慣れるのに時間を要し、その結果、研究に遅延をきたしたことが理由である。 今後は当初の予定に沿って研究を進めていく予定である。
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