2020 Fiscal Year Annual Research Report
Interproffesional collaboration in rural nepalese community health promotion with IT network
Project/Area Number |
17K12556
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Research Institution | Sonoda Women's University |
Principal Investigator |
杉野 美礼 園田学園女子大学, 人間健康学部, 講師 (10434961)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神原 誠之 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (10346306)
沢辺 元司 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30196331)
吉田 由記子 園田学園女子大学, 人間健康学部, 助教 (40636122) [Withdrawn]
内藤 毅 徳島大学, 高等教育研究センター, 特任教授 (60164109)
溝畑 智子 神戸女子大学, 看護学部, 助教 (80724434) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | ヘルスマネージメント / 健康記録管理 / ヘルスプロモーション / 学校保健 / 住民参加 / データベース |
Outline of Annual Research Achievements |
住民対象の血圧・体重測定及び健康教育、学校対象の身体測定および健康教育を実施し、健康記録管理のためのコンピューターによるデーターベース管理をすすめてきたが、コロナによる国内移動制限、対象学校の休校などでデーターベースを利用した健康記録管理の利用を。研究期間終了後も現地のネパール調査チームが引き続き対象学校及び住民グループと連携し、データーベース管理と活用をすすめる予定である。 学校を対象とした健康記録管理:身体計測については年1回のペースで実施するよう教員たちに意識づけられたが、調査チームからの定期的な働きかけが必要である。測定結果のデータベース入力についは学校職員では難しいことから調査チームが実施しているが、教員が入力していけるように続けて指導し支援を行うこととなった。2019年頃より、公立学校の校区ごとに看護師1名が配置されるようになったので、対象地域では連携が可能になった。学校が自主的にコンピュータでの測定結果記録の管理ができるようになるまで、ネパール調査チームのコンピューターにデーター管理を行い、学校のコンピューター教員・校区の看護師と連絡を取り合って学校生徒が各自のデーターを活用できるよう連携していくこととした。 地域住民を対象とした健康記録管理:2021年1月に、ハティヤ地区の住民対象に、ヘルスキャンプを開催した。ネパールの調査チームメンバーの所属する医科大学や医療機関の医師、歯科医、検査技師など16名の医療食者の協力により、1日約160名の住民の健康相談及び診療を行うことができた。血圧・体重測定を行い、結果を記録してきた住民たちにとっては、続けて健康管理をしていく重要性を認識する機会となった。今後はネパール調査チームがヘルスキャンプの定期的な医療サービスを支援しながら、データーベースを活用できるよう住民と連携していくこととなった。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] Empowering Nepalese villagers with health literacy by keeping personal health records in health database2020
Author(s)
Sugino, M., Naito, T., Kanbara, M., Sawabe, T., Mizohata, S., Sawabe, M., Lama, N., Tamang,M., Jha, R., Shrestha, , Dahal, M, Acharya, B. Shah, A., Thapa, B., Shrestha, S., Bhattarai, P., Singh, S., Khadka, A., Pandey, S., Maharjan, S., Shrestha, S., Mandal, S.
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Journal Title
園田学園女子大学論文集
Volume: 54
Pages: 45,54
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