2019 Fiscal Year Annual Research Report
Interdisciplinary research on disaster/reconstruction and the role of traditional culture
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17K12620
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Research Institution | Kokugakuin University |
Principal Investigator |
古沢 広祐 國學院大學, 経済学部, 教授 (30219109)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 直子 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (20466808)
吉野 裕 帝京大学, 文学部, 准教授 (20742092)
齋藤 平 皇學館大学, 文学部, 教授 (70247758)
滝澤 克彦 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (80516691)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 震災 / 復興 / 伝統文化 / 災害 / コミュニティ / レジリエンス / ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
プロジェクトの主要メンバーの実績を順次記載する。代表の古沢は、地球システム倫理学会、研究大会(2019/11/24)個別報告「被災地復興と伝統文化に関する一考察 ―三陸地域にみる文化的レジリエンスの人類史的意味について―」科研の総括的報告をした。 吉野裕、日本山岳修験学会、口頭発表(2019/9/1)「近代の東北地方太平洋沿岸地域におけるお山参り」。同、日本地理学会・春季学術大会(2020/3)ポスター報告(ポスター番号P150)「東日本大震災の被災地における祭礼文化の継承と現況-宮城県石巻市北上町の法印神楽を事例として-」。同、論文「東日本大震災の被災地における祭礼文化の現況―宮城県石巻市北上地区を中心として-.國學院大學研究開発推進センター研究紀要14号、2020/3/10。 茂木栄、共著『いのちの森をたどる-東日本大審査復興支援活動の記録ー社叢学会報告書』社叢学会(2019/7/7)執筆部分「火災を退けた奇跡の社、祭のシステムが被災者を助けた 小槌神社(大槌町)」「津波てんでんこ・奇跡と悲劇、供養絵馬 鵜住神社(釜石市)」など。茂木栄・風早康惠「風待ち港の日和山」『季刊 悠久』(特集 水運と信仰)160号、2020年1月。 滝澤克彦「宗教と社会」学会第27回学術大会(2019/6/9)報告「現代社会のリスクをめぐる超域的議論のための宗教学的枠組みに関する一考察 ―「超越的なるもの」とローカリティの関係をめぐって―」。黒﨑浩行、日本宗教学会第78回学術大会(2019/9/15)報告「災害後の集落の変化と祭礼文化の包摂性」本発表は別の科研(課題番号18K18547、代表・竹沢尚一郎)の主要報告だが関連として記載した。齋藤平「ふるさと再発見 災害の記憶と伝承」中日新聞、2019年12月14日。 「延喜式内社(太平洋・瀬戸内海岸)自然災害伝承データベース」は完成した。
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Remarks |
プロジェクトの立ち上げにおいてHPを作成。 途中経過とともに、維持管理の担当者が移籍したため、HPメンテナンスが途中のままで推移中。 研究母体となった「共存学」研究グループFacebookにて、関連活動の継続的紹介を行っている。
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Research Products
(13 results)