2020 Fiscal Year Research-status Report
スポーツ指導場面における指導者との信頼関係が学習者の運動有能感認知に与える影響
Project/Area Number |
17K13117
|
Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
安部 久貴 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (40634556)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 信頼関係 / 指導者 / 学習者 / 有能感 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、指導者の言葉がけが学習者と指導者の親和的信頼関係の構築、および学習者の有能感の向上に作用するメカニズムについて明らかにすることであった。その中で当該年度では、12週間程度スポーツチームの縦断的観察調査を実施する予定であった。しかしながら、コロナ禍にあって観察対象のチームは見つかったものの、チームの活動自体が制限されてしまい、観察調査を実施することができなかったため、研究期間を延長し、来年同様の調査を実施することにした。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初、12週間程度スポーツチームの縦断的観察調査を実施する予定であった。しかしながら、コロナ禍にあって観察対象のチームは見つかったものの、チームの活動自体が制限されてしまい、観察調査を実施することができなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
次年度は、指導者の言葉がけが学習者と指導者の親和的信頼関係の構築および学習者の有能感の向上に作用するメカニズムについて明らかにするために、スポーツチームの縦断的観察調査を実施する予定である。コロナ禍にあっても観察対象のチームは見つかっているため、チームの活動制限が解除され次第、調査を進めることができるように、準備を進めている。
|
Causes of Carryover |
今年度に、12週間程度スポーツチームの縦断的観察調査を実施する予定であったが、コロナ禍のため観察調査を実施することができず、次年度使用額が生じてしまった。次年度に同様の調査を実施する予定であるため、備品および謝金として使用する予定である。
|