2018 Fiscal Year Research-status Report
T細胞非除去HLA半合致移植後の生着症候群に係る新規バイオマーカーの同定
Project/Area Number |
17K16274
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
大原 喜裕 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (80722587)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 小児T細胞非除去HLA半合致移植 / 生着症候群 / バイオマーカー |
Outline of Annual Research Achievements |
1.当該期間に実施した小児に対するT細胞非除去HLA半合致移植において、研究計画に添って移植後、day 7, 10, 12, 14, 21日目の血液から血漿を分離し、凍結保存した。 2.上記凍結保存検体を用いて、Luminexにより生着前後のサイトカインとしてIL-1b, IL-2, IL-4, IL-5, IL-6, IL-8, IL-10, IL-12, IL-13, GM-CSF, IFNg, TNFaの測定を18名まで終了した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度前半までにLuminexによるサイトカイン測定を全て終了する見込みで、本年度末でで統計学的な検討を終了できる見込みのため。
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Strategy for Future Research Activity |
1.今後に実施する小児T細胞非除去HLA半合致移植患者さんの生着前後の検体を予定通り採取し、凍結保存する。 2.Luminexによるサイトカイン測定、本年度前半中に5回実施し、予定症例数に到達できるようにする。 3.サイトカイン測定結果と臨床経過から新規バイオマーカーを探索する。
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Causes of Carryover |
物品費の微小な誤差により次年度使用が生じたが、少額であり、次年度使用計画に変更はない。
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