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2018 Fiscal Year Research-status Report

medical denervation for vasospasm of coronary artery graft

Research Project

Project/Area Number 17K16599
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

横山 泰孝  順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (10774276)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywords冠動脈バイパス術 / 血管周囲神経 / 薬物除神経
Outline of Annual Research Achievements

平成30年度の研究予定は、冠動脈バイパス術の際に使用する右胃大網動脈、橈骨動脈の血管周囲神経叢を薬物塗布を行うことで除神経が行えた検体に対して電場刺激張力実験を行う予定であった。しかし、その前段階である検体に対する薬物除神経のプロトコールが確立していない。その理由として、冠動脈バイパス術の際に右胃大網動脈や橈骨動脈を採取する症例が少なかった事、また、グラフトの余剰部分が十分でないこともあり、検体数が集まらなかった。フェノール塗布による血管周囲神経叢の除神経を試みたが、十分に除神経されておらず、薬物の濃度や塗布の方法を再検討する必要がある。 今後の研究について、研究期間を1年間延長させて頂いたが、薬物塗布による除神経するための手順を確立させることを目標とする。薬物除神経が出来た場合には電場刺激張力実験を行なっていく予定である。除神経のプロトコールが完成していないので、電場刺激張力実験は行えないために薬物除神経が安定して行えるように複数通りの薬物濃度や薬物塗布方法を試していく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

臨床検体が冠動脈バイパス術の際に右胃大網動脈、橈骨動脈を使用しない場合や、グラフトの余剰部分が十分でないことから、検体数が集まらなかった。除神経の方法を確立させ、張力実験まで進める予定であったが、除神経の方法が確定されておらず、張力実験が行えていないために遅れている。

Strategy for Future Research Activity

臨床検体が採取出来た場合には1個の臨床検体で複数通りの薬物濃度や塗布の方法を試みる。薬物塗布による薬物除神経の方法を確定させることに重きをおくようにする。

Causes of Carryover

予定の検体数が集まらず、薬物塗布による除神経のプロトコールが確立していない。一年延長させて頂いたので必要な抗体や血清などを再検討して購入する。また、もともと去年度に行なう予定であった電場刺激張力実験のフックを除神経の方法が確定した時点で購入する予定である。そのために、実験費が大幅に余っているが、必要な抗体や電場刺激張力実験のフック購入のために必要な資金である。

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Published: 2019-12-27  

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