2018 Fiscal Year Annual Research Report
Basic research for personalized medicine for cerebral infarction
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17K16627
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
宮脇 哲 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70407914)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 脳梗塞 / RNF213 / 頭蓋内動脈硬化 / 修飾因子 |
Outline of Annual Research Achievements |
もやもや病の感受性遺伝子として近年報告されたRNF213遺伝子についての解析を行った。RNF213遺伝子内の1塩基変異p.R4859K (c.14576G>A, rs112735431)が東アジア人もやもや病患者の創始者変異として報告されたことに加え、同変異が動脈硬化性の頭蓋内動脈狭窄(Intracranial atherosclerosis: ICAS)にも関連することを我々は報告してきた。もやもや病患者、ICAS患者、コントロール例においてRNF213内の全エクソン領域の遺伝子変異解析を行い、p.R4859K以外の頭蓋内動脈狭窄関連変異の有無を検討した。その結果、統計学的な関連解析においてもやもや病・ICASともp.R4859Kが最も強く関連する変異として確認された。これに加え、疾患に関連するRNF213中のレアバリアントの候補を3つ同定した。p.R4859Kは一般の2%に存在することが知られているが、疾患発症には別な因子が存在する可能性があり、p.R4859Kを有する頭蓋内動脈狭窄120例のエクソーム解析を行い、既存のデータベースとの比較により、候補遺伝子を同定した。またp.R4859Kを有しない頭蓋内動脈狭窄の遺伝的要因を明らかにするために、全ゲノム領域関連解析を計画しており、約400例の頭蓋内動脈狭窄のSNP typingをおこなった。
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Research Products
(7 results)
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[Presentation] 頭蓋内狭窄病変の遺伝的要因と病態-RNF213変異を中心とした頭蓋内狭窄の解析-2018
Author(s)
宮脇哲1, 今井英明1, 清水暢裕2, 八木伸一2, 本郷 博貴1, 新谷祐貴3, 岡野淳1, 寺西裕1, 小野秀明3, 寺岡暉4, 中冨浩文1, 清水庸夫2, 斉藤延人1 1 東京大学 医学部 脳神経外科 2 関東脳神経外科病院 3 富士脳障害研究所附属病院 4 寺岡記念病院
Organizer
第43回日本脳卒中学会
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