2020 Fiscal Year Research-status Report
食物アレルギーを有する学童・思春期の子どもの自己管理への支援の検討
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17K17477
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Research Institution | Nagano College of Nursing |
Principal Investigator |
足立 美紀 長野県看護大学, 看護学部, 助教 (10457905)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 食物アレルギー / 学童 / 思春期 / 自己管理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、他者との関係に葛藤や困難を生じやすい時期である学童・思春期に着目し、食物アレルギーを有する学童・思春期の子どもが日常生活を自ら判断し行動していくための支援の検討を行うことである。本年度は,1)アレルギー疾患を有する子ども・家族への支援に関する研究の動向の把握,2)最新の食物アレルギーに対する研修会への参加を行った。 今年度は4月の学期開始直後から一斉休校が始まり、調査依頼施設となる小中学校では授業進行に遅れが出るなど混乱が生じていた。その様な中で調査協力を依頼していくことは調査依頼をされる小中学校への負担になると考え、1学期中の調査依頼を延期した。小中学校の行事が多い時期を外し、初冬に調査ができるよう準備していたところ、周辺地域の感染状況が悪化したため、再度依頼を延期した。今後の状況を踏まえ、調査実施に向け調整を行ない依頼をしていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症への対応のため、調査依頼を予定していた小・中学校の一斉休校があり、学校での受け入れ状況が整っていないと判断し調査を延期した。
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Strategy for Future Research Activity |
6~7月に対象地域の教育委員会へ調査依頼をし、9~11月にかけ質問紙調査を配付する。2週間程度の回収期間をおき、結果分析に進む。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の対応に伴う、研究対象施設の一斉休校等があり、調査依頼を延長せざるを得なかった。 今後、調査依頼で使用する郵送費、調査依頼や回収に赴く際の交通費、配布用の袋詰め作業、アンケート用紙入力に対する人件費、分析をおこなうために必要な物品の購入等へ使用する。
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