2018 Fiscal Year Research-status Report
医療ニーズの高い在宅療養小児を対象にした訪問診療看護師制度の創設に関する研究
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17K19862
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Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
村松 真千子 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 教授 (40331483)
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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Keywords | 小児 / 在宅医療 / 訪問診療看護師 / 制度創設 / 看護政策 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画書通り、インタビューによる逐語録を素材とした内容分析手法と、内容分析の結果をもとに作成する質問紙調査の結果を多変量解析する手法を用いた研究計画書を所属大学校の倫理審査委員会に提出した。しかし、混合研究方法に対する研究計画の見直しが求められ、結果的には第一段階のインタビュー調査だけが倫理審査で承認された。倫理審査の承認までに8か月間を要したため、インタビュー調査には至っていない。インタビュー調査の協力を得るための依頼文書等の配布準備の段階で、今年度(H30年度)は終了した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究計画書の倫理審査の承認を得るのに8か月間を要したため、調査の実施段階に至らなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度(令和元年度)は、医療ニーズの高い在宅療養生活を継続する小児をおもだって世話をしている家族を対象にインタビュー調査を実施し、その結果を内容分析していく。 内容分析の結果に基づく質問紙を作成し、この質問紙を用いた調査の実施のために研究計画書を倫理審査委員会に提出し、最終段階の量的調査の実施に向けていく。
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Causes of Carryover |
倫理審査委員会による承認が得られるまでに8か月間を要したため、調査の実施に至ることができなかった。現在は、承認が得られた調査の実施の準備に入っており、1年遅れになったが次年度(令和元年度)に助成金を使用して調査を実施していく。
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