2019 Fiscal Year Research-status Report
医療ニーズの高い在宅療養小児を対象にした訪問診療看護師制度の創設に関する研究
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17K19862
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Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
村松 真千子 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, その他, 教授 (40331483)
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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Keywords | 小児 / 在宅医療 / 訪問診療看護師 / 制度創設 / 看護政策 |
Outline of Annual Research Achievements |
医療ニーズの高い在宅療養小児の家族を対象にインタビュウー調査を実施している段階である。埼玉県の小児を対象にした訪問看護ステーションのうち、対象家族を募集するために調査協力のお願い文の配布協力の得られた訪問看護ステーションを通じて、調査協力者の自主的な申し出を募った。その結果、現在6名が得られているが、当初計画の10名程度のヒヤリング調査を実施するため、新型コロナ感染症の状況を見て、訪問看護ステーションを通じて調査協力の自主的な申し出を追加募集していく。立候補をしてくれた対象家族の意向に沿った場所と日時で調査を行い、調査開始前に書面と口頭でI・Cを確認の上、45分から90分程度のほぼ非構造化に近い形のヒヤリング調査を行った。医療ニーズの高い在宅療養小児の家族が療養生活をおくる上で経験する困難な点や良好な状況について自由に語って貰うことができている。このインタビュウー調査の結果をもとにしたアンケートを作成し、今後実施していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
所属先の倫理審査に1年近く要しため、調査開始が遅れていたところに、新型コロナ感染症の拡大があり遅れている、医療ニーズの高い小児への感染予防のため、家族へのインタビューを延期する必要があり、4か月程度足踏み状態で調査が止まっている。
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Strategy for Future Research Activity |
現在実施しているインタビュー調査の結果を内容分析する。内容分析の結果に基づく質問紙を作成し、倫理審査委員会の承認のもと、小児在宅医療を継続している小児の家族を対象に広く質問紙調査を実施していく予定である。
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Causes of Carryover |
調査(インタビュウーが遅れている為、及びアンケート調査が遅れている為
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