2006 Fiscal Year Annual Research Report
17-20世紀の東アジアにおける「外国人」の法的地位に関する総合的研究
Project/Area Number |
18202016
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Research Institution | The University of Shimane |
Principal Investigator |
貴志 俊彦 島根県立大学, 総合政策学部, 教授 (10259567)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片岡 一忠 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 教授 (50092515)
荒野 泰典 立教大学, 文学部, 教授 (50111571)
柴山 守 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (10162645)
高見澤 磨 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70212016)
孫 安石 神奈川大学, 外国語学部, 助教授 (30321954)
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Keywords | 国際私法 / 移民 / メディア / 脱帝国化 / 脱植民地化 / 東アジア / アイデンティティ / 国籍 |
Research Abstract |
1)国際シンポジウムの企画・開催 7月29日、統一テーマ「越境する人と法-上海・台湾・香港・シンガポールの場合-」早稲田大学 総合司会:貴志俊彦、報告者:本野英一、王泰升(台湾)、呉偉明(香港)、Teow See Heng(シンガポール)、朱益宜(香港)、孫安石、コメンテーター:高見澤磨、陳来幸、小風秀雅、川島真(敬称略) 2)国際的な学術カンファレンスを企画・運営 (1)10月13日、統一テーマ"The Inaugural Conferencc of the Japanese Studies Association in Southeast Asia"(シンガポール大学)、以下報告者と報告題目 貴志俊彦;"Establishment of telecommunication sovereignity in Japan and China after World War" 川島真;"'De-imperialization'in Japan:1945-1952" 小林聡明;"The Postcolonial Origins of the Korean Postal Censorship System under Rhee Syngman Government" (2)6月25日、統一テーマ"Newspapers and Journals in Republican-era Tianjin and Shanghai",ASCJ2006,Session 30:貴志俊彦報告 3)パブリック・スピーチの実施 9月7日香港・浸会大学歴史系にて。タイトル"Constructing the Pre-1945 East Asian Databases"(貴志)→10月2日付『香港文匯報』に「鑑東亜史 旧明信片変珍宝」(張曦記者)と題した紹介記事掲載 4)資料調査の実施 8月、朝日新聞大阪支局所蔵満洲国写真調査 9月、香港電影資料館、中国アモイ市コロンス島、華僑博物院などの調査 3月、印刷図書館 など 5)データベースの構築 1月20日、「満洲国とメディア-Manchukuo Posters & Bills」のテスト版公開 (http://mediadb.human.kanagawa-u.ac.jp/kishi/poster/) 近日中公開予定、「中国における『外国人』人口統計データベース-戦前編-」
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Research Products
(7 results)