2007 Fiscal Year Annual Research Report
ソーシャルワークの特性に関する実証的研究-ケアマネジメントとの関連をもとに
Project/Area Number |
18203031
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
白澤 政和 Osaka City University, 大学院・生活科学研究科, 教授 (20094477)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩間 伸之 大阪市立大学, 大学院・生活科学研究科, 准教授 (00285298)
岡田 進一 大阪市立大学, 大学院・生活科学研究科, 准教授 (20291601)
清水 由香 大阪市立大学, 大学院・生活科学研究科, 助教 (90336793)
加藤 曜子 流通科学大学, 文芸学部, 教授 (90300269)
小原 眞知子 東海大学, 健康科学部, 准教授 (50330791)
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Keywords | ソーシャルワーク |
Research Abstract |
今年度は、総論的な研究を3グループで、各論的な研究を2グループで実施した。 総論のグループでは、ケアマネジメントとソーシャルワーク機能の類似点と相違点を具体的に明示することを目的に研究を行った。具体的には、日本と韓国でのコミュニティ・ソーシャルワーカーの職務分析が行われ、日韓での職務の相違や、日本国内でのソーシャルワーカーとケアマネジャーの職務の現状と役割意識についての相違が明らかになった。具体的には、両国ともに、ソーシャルワーカーは地域社会でのネットワーキングや資源開発の機能が弱いことが明らかになった。これらの職務を強化するための方策について検討した。 もう1グループでは、利用者の主体性の構造について質的研究を行った。結果として、ソーシャルワーカーが利用者の主体的適応力を高めるためには、5つのポイントがあることを示した。 各論の研究では、精神保健福祉領域でのソーシャルワークについては、ストレングスに焦点をあてることで、ソーシャルワーク・ケアマネジメントの特徴を、フディリティ尺度を用いて、明らかにした。児童領域では、児童虐待についてケアマネジメントをもとに事例分析し、ケアマネジメント援用の可能性を検証した。同時に、行政の児童虐待対応ネットワーク連絡会議とケアマネジメントの関係について整理した。
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Research Products
(5 results)