2007 Fiscal Year Annual Research Report
変容するEUの対外政策基盤とその対日政策をめぐる総合的研究
Project/Area Number |
18252004
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Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
植田 隆子 International Christian University, 教養学部, 教授 (10138620)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大隈 宏 成城大学, 社会イノベーション学部, 教授 (40092621)
渡辺 頼純 慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (70231016)
中村 民雄 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (90237412)
森井 裕一 東京大学, 総合文化研究所, 准教授 (00284935)
東野 篤子 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (60405488)
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Keywords | 国際研究者交流 / 多国籍 / EU / 日本 / 対外関係 / 安全保障 / 地域協力 / 通商関係 |
Research Abstract |
1.EU本体の動向としては、リスボン条約の採択、バルカン諸国およびトルコをめぐる拡大、EUの危機管理、対日関係などをめぐり、ブラッセルのEU関係諸機関、ドイツ、フランス、スウエーデンなどの関係研究機関、政府機関などで調査を実施した。 2.リスボン条約における外交安全保障関連条項は、憲法条約とほぼ、同様であるが、EUの外交安全保障政策がより、結束度の高いものになるのか、あるいは分裂に向かうのかは、履行過程を注意深く観察する必要がある。とくに、対外行動庁(External Action Service)の編成、常任議長と上級代表の役割については注意を払う必要がある。 3.1-2ケ月に一度、研究会を開催し、それぞれが研究成果を報告するとともに、EU圏から研究協力者のエリック・ルマックル(ブラッセル自由大学欧州研究所教授)、イヴォー・シュロサルチーク(カレル大学)、実務家としては、ヴィレム・ヴァンデヴォール駐日ベルギー大使館公使らの報告をもとに意見交換を行った。 4.日本国際政治学会(植田)、European Union Studies Association(東野)らが、国内外の学会で報告したほか、中間時点での成果をまとめて刊行した、植田編『EUスタディーズ1対外関係』は、6月9日に出版記念会合を一般に公開して開催し、本科研分担者を含む執筆者が概要をそれぞれ報告するとともに、参加者と意見交換を行い、参加者の質問に答え、成果を還元した。(参加者約70名)ブラッセルでは11月19-20日に日=EU協力国際会議を共催し、森井,植田がそれぞれ報告した。(登録者約300名)
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Research Products
(23 results)