2006 Fiscal Year Annual Research Report
王朝文芸の中世・近世における図像的展開をめぐる総合比較研究
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18320043
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| Research Institution | Rikkyo University |
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Principal Investigator |
小嶋 菜温子 (勝原 菜温子) 立教大学, 文学部, 教授 (50204441)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 憲司 立教大学, 文学部, 教授 (00123761)
小峯 和明 立教大学, 文学部, 教授 (70127827)
武笠 朗 実践女子大学, 文学部, 教授 (30219844)
稲本 万里子 恵泉女学園大学, 人文学部, 助教授 (20240749)
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| Keywords | 国文学 / 美術史 |
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| Research Abstract |
2006年度の活動における研究実績は以下のとおり。
・2006年10月19日〜2006年10月27日ニューヨーク・パブリックライブラリにおける「絵本」展オープニング・レセプション出席と展観作品の調査につづき、王朝文芸の図像資料について同図書館スペンサーコレクション調査(3日間)、ならびにメトロポリタン美術館で3の特覧(一日)、バーク・コレクションでの特覧(一日)を行う。参加者は研究代表者;小嶋菜温子、研究分担者;稲本万里子、研究協力者;安原眞琴・青木慎一、アメリカの研究協力者;渡辺雅子。
・2006年11月3日から11月4日にわたり、立教大学文学部日本文学科50周年記念シンポジウム「21世紀の日本文学研究」において、第二セッション「図像・ジェンダー・源氏文化--宗教・芸能・美術から」(コーディネーター;小嶋菜温子)を開催、司会を研究代表者;小嶋菜温子と研究協力者;安原眞琴、報告者に研究分担者;稲本万里子とアメリカの研究協力者;渡辺雅子を交えて、王朝文芸の中世・近世における国際的・図像的展開に関する討議を行った。
・2007年3月12日パリ東洋言語文化研究所(INALCO)において、立教大学・INALCO共催による国際会議「源氏物語の文化史--宗教・芸能・美術から」を開催。王朝の図像的展開に関する、文学・宗教・芸能・風俗にわたる文化史をめぐって。フランスの研究者も交えて国際的な視野のもとでの討議を行った。司会は研究代表者;小嶋菜温子、発表者は研究分担者;小峯和明・武笠朗・稲本万里子。加藤睦・安原眞琴。
ひきつづき、同3月18から3月19日にわたり、アルザス日本学研究所において国際会議「キリシタン文化にみる日欧交流」に合流し、第一セッション「キリシタン文学の表現世界」の司会を研究代表者;小嶋菜温子が担当し、第2セッション「キリシタン文化と美術・芸能」を研究協力者;安原眞琴が担当し、キリシタン文化の国際的・図像的展開に関する議論に参加した。
二つのシンポジウムの前後に、フランス国立図書館・装飾美術館・極東学院図書館などでの王朝文芸の図像資料関連の調査・特覧を行った。参加者は、研究代表者;小嶋菜温子、研究分担者;渡辺憲司・小峯和明・武笠朗・稲本万里子、研究協力者;加藤睦・安原眞琴・園山千里・プラウルアグネシカ。
・2006年度の活動の成果として、以上の実績に基づく出版(研究代表者;小嶋菜温子、研究分担者;小峯和明の共編、森話社、2008年刊行予定)を企画中。
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