2008 Fiscal Year Annual Research Report
学習者プロファイリングに基づく日本人英語学習者音声コーパスの構築と分析
Project/Area Number |
18320093
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
原田 康也 Waseda University, 法学学術院, 教授 (80189711)
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Keywords | 学習者プロファイリング / 学習者発話コーパス / 対面応答 / デジタル録音 / デジタルビデオカメラ / 書き起こしアノテーション / webインタフェース / CMS |
Research Abstract |
本研究は、大学生の英語運用能力のうち、特にスピーキングやライティングなどproductionに関わる技能について、どのようなレベルの学生に何ができて何ができないかを明らかにし、それぞれの学生に最適な学習素材と学習方法を提供するための基礎的な資料を構築することを最終的な目標として、英語学習者の学習履歴と運用技能の関係を明らかにすることが可能となるような学習者による英語発話コーパスを構築し、英語学習者の運用技能を学習履歴との兼ね合いで分析する有効な手法を確立することを目的とする。このため、今年度は主として以下のような項目を中心に研究計画を実施した。 1.対象とする学生の英語学習ならびに学習到達度についてアンケート調査を実施し、電子化入力した。 2.テストスコア・アンケート情報・各種ファイル・音声データなどについて、外部組織・研究者との情報共有に協力の意向のある学生に同意書への記入を求めた。 3.Versant for Englishの試験用紙を配布し、学生に受験を促した。 4.アンケート・試験用紙・同意書など紙媒体の資料をデジタル化して集積した。 5.学生の学習活動の音声記録を音声収録するとともに活動状況をビデオに録画した。学生が作成したプレゼンテーション資料や英語による文書をファイルとして収集し、対応関係を記録した。 6.収録した音声データの一部について、書き起こしを行った。今年度はwebインタフェースを利用した書き起こし作業手順の改良を進め、2007年度の1年生の一クラス分について、英語による書き起こしを進めた。 7.Ordinate Corporationを訪問して、データの分析と解釈に協力を求め、意見交換をった。 8.関連する国内・海外の学会・研究会等で研究の経過ならびに成果について報告した。
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Research Products
(9 results)