2007 Fiscal Year Annual Research Report
児童青年の対人関係障害に対する多次元的アセスメントによる理解と援助
Project/Area Number |
18330147
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
高橋 靖恵 Kyushu University, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (90235763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神尾 陽子 国立精神・神経センター, 精神保健研究所(児童・思春期精神保健部), 部長 (00252445)
松崎 佳子 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 教授 (30404049)
高橋 昇 九州女子大学, 人間科学部・人間発達学科, 教授 (10441619)
西 見奈子 近畿大学九州短期大学, 保育科, 講師 (10435365)
吉岡 和子 福岡県立大学, 人間社会学部, 講師 (30448815)
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Keywords | 臨床心理学 / 心理アセスメント / 児童期・青年期 / 対人関係障害 / 心理的援助 |
Research Abstract |
本年度当初の研究計画に基づいて,下記の3つの視点から具体的に研究を進めた. (研究1):日本でのFTTに関する適用の研究のために,7月に研究協力者と共に協力承諾を得た小学校において実施した.また,創案者のDr.Carina Coulacoglouとアテネにおいて,筑波大学グルさらにその学校において実施した.一プ及び九州大学グループによる小学生のFTT結果をもとに研究検討会議を行った.さらにその成果を日本心理臨床学会において発表した.<研究代表者:高橋靖恵,研究分担者:小川俊樹・松崎佳子・高橋昇・西見奈子>(研究2):現代青年の対人関係の在り方に関する理解を深め,さらに青年期の対人関係障害及び診断困難事例への理解を深めていくことを進めていった.摂食障害,解離,自傷などの問題を抱える青年の心理アセスメント及び青年とその家族との心理療法過程についての詳細な検討を行い,研究代表者を中心に日本家族心理学会,日本心理臨床学会で成果発表を行った.また,我々の心理アセスメントに関する研究経過とその成果の国際的な意義について,Dr.Anne andronikof(国際ロールシャッハ学会会長)と協議し,今後の課題等を明確にすることができた.<研究代表者:高橋靖恵,研究分担者:森田美弥子・高橋昇・西見奈子・吉岡和子>(研究3):広汎性発達障害等の問題を抱えた青年の心理アセスメントについて,昨年度実施した成果とさらに新たな知見も加えて,日本ロールシャッハ学会において成果発表を行った.<研究代表者:高橋靖恵,研究分担者:神尾陽子・森田美弥子・高橋昇・西見奈子・吉岡和子>
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Research Products
(15 results)