2006 Fiscal Year Annual Research Report
来るべき日系南米人児童生徒就学義務化に対応する教育条件整備と教員養成・研修の研究
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18330163
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
所澤 潤 群馬大学, 教育学部, 教授 (00235722)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古屋 健 群馬大学, 教育学部, 教授 (20173552)
山口 陽弘 群馬大学, 教育学部, 助教授 (80302446)
中田 敏夫 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (60145646)
江原 裕美 帝京大学, 法学部, 教授 (40232970)
小川 早百合 聖心女子大学, 文学部, 教授 (20276653)
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Keywords | 教員養成 / 日系南米人 / 日本語教育 / 就学義務 / 渡日前教育 / 外国籍児童生徒 / 適応教育 / 多文化共生 |
Research Abstract |
本年度は、前科研平成15〜17年度基盤研究(B)(2)「地域の国際化による日系南米人増加の実態をふまえた教員養成システム導入のための研究」(研究代表者古屋健)の総括を行うとともに、実践的な調査が可能になるように学校現場、関係教育委員会、ブラジルの関係者などとの連携を再構築し、研究の基盤を形成した。 前科研の総括は、日本教育大学協会全国教育実習研究部門第19回研究協議会(於・千葉大)の研究報告、及び第70回日本心理学会(於:福岡)のワークショップで行った。 渡日前教育の調査については、渡日児童生徒の教育背景や保護者の背景をさぐることを目的に、メンバー4人が9月にブラジルを訪問し、サンパウロ大学松原助教授の助力を得て、各種の教育施設等を訪問する現地調査を行った。 また、ブラジルの渡日前教育との連携の可能性などをさぐるため、サンパウロ大学松原助教授を日本に招聘し、神奈川県下及び愛知県下の小中学校を共同で調査したほか、松原助教授に日本国際教育学会の研究集会、及び愛知教育大学の講演会で、現地の状況の報告を行う機会を設けた。その過程で、学校現場が必要としているポルトガル語表現集作成のための情報収集を行った。 高校進学問題に関しては、県内で進学指導を担当している教員から情報の提供を受けた。 教員資質に関しては、群馬大学で開設を準備している教職専門大学院で、外国籍児童生徒の教育に関する授業を開講し、それを担当する実務家教員(みなし教員)を採用することが、群馬大学において合意されたが、その過程で、資質の形成に関して検討を行った。
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Research Products
(4 results)