2008 Fiscal Year Annual Research Report
来るべき日系南米人児童生徒就学義務化に対応する教育条件整備と教員養成・研修の研究
Project/Area Number |
18330163
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
所澤 潤 Gunma University, 大学院・教育学研究科, 教授 (00235722)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中田 敏夫 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (60145646)
小川 早百合 聖心女子大学, 文学部, 教授 (20276653)
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Keywords | 教員養成 / 日系南米人 / 日本語教育 / 就学義務 / 渡日前教育 / 外国籍児童生徒 / 適応教育 / 多文化共生 |
Research Abstract |
本年度は、2年度に続き、就学義務化を実施するに当たって生じる問題がどこにあるかをさぐったが、また、年度初めにあらたに教職大学院が立ち上がったことを受け、教員養成においてどのような対応が必要かを探った。2月には、同じく教職大学院を立ち上げた愛知教育大学と合同で「教職大学院における多文化共生の教育」をテーマにした研究集会を実施した。 そのほか、本年は以下のような調査活動を行った。(1)日系南米人児童生徒のJSLカリキュラム教育に取り組んでいる愛知県東浦町立石浜西小学校を訪問し、運営実態の調査を行った。(2)群馬大学で新規に立ち上がった教職専門大学院で開始した多文化共生教育の授業の記録を作成し、また県内でリーダー格にある現職教員に日本語教室で授業を試行させ、力量の高い教師が構想する多文化共生教育の内容の一旦を確認した。(3)渡日前教育の調査については、太田市、伊勢崎市が作成しているものを検討した。(4)伊勢崎市の公立小学校を前年度に引き続き訪問し、参与観察を行ったが、それとともに、目系南米人指導助手の蓄積した経験に基づき、初期指導用の日本語入門テキスト『やってみよう!にほんごかんたん』を作成した。(5)外国籍児童生徒のいる特別支援学校で、実態調査を進行させた。
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Research Products
(2 results)