2007 Fiscal Year Annual Research Report
植民地期東アジアの近代化と教育の展開-1930年代〜1950年代-
Project/Area Number |
18330174
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Research Institution | Osaka University of Economics and Law |
Principal Investigator |
磯田 一雄 Osaka University of Economics and Law, アジア研究所, 客員教授 (20052235)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
槻木 瑞生 大阪経済法科大学, アジア研究所, 客員研究員 (30022396)
華 立 大阪経済法科大学, 教養部, 教授 (20258081)
渡部 宗助 埼玉工業大学, 工学部, 教授 (40034665)
前田 均 天理大学, 国際文化学部, 准教授 (70165653)
内海 愛子 大阪経済法科大学, アジア太平洋研究センター, 客員教授 (70203560)
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Keywords | 教育史 / 社会変動 / 植民地近代化 |
Research Abstract |
1.海外出張など (1)小島勝(2007年9月2日〜7日)第二次大戦直後に台湾に残った「留用」日本人の子供の教育に関する関係資料の収集及び聞き取り。(2)内海愛子(2008年1月21日〜1月24日)日本占領下の韓国における学校教育に関する現地調査。資料収集と聞き取り(3)三ツ井崇(2007年8月24日〜8月31日)韓国学世界大会などにおける報告、及び韓国国立国会図書館などにおける資料調査(4)玄善允(2008年1月30日〜2月4日)第二次大戦終末期及び終戦直後における済州島における教育に関する資料調査及び聞き取り 2.国内における資料収集など:槻木瑞生(2008年2月16日〜17日)朝日新聞大阪本社、戦時中の大陸における写真『富士倉庫資料』の調査、2月24日〜27日名古屋東別院などで、「満州開教資料調査」など。 3.研究合宿2007年7月14日〜15日(大阪、ホテルアウイーナ)下記シンポジウム関連中間発表と質疑(磯田一雄、前田均、佐藤由美、内海愛子、弘谷多喜夫、新保敦子、三ツ井崇、華立、小島勝、渡部宗助) 4.国際シンポジウム「東アジアの植民地期「近代化」と戦後」2007年9月16日大阪国際交流センター:海外の研究協力者3名(台湾2名、韓国1名)を招き、論文発表6件、そして研究代表者、分担者全員参加による質疑応答など。シンポジウムの成果を、大阪経済法科大学アジア研究所紀要「東アジア研究49号」の特集号として公表した。
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