2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18330193
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
松岡 重信 広島大学, 大学院教育学研究科, 教授 (50033709)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大槻 和夫 安田女子大学, 文学部, 教授 (60033544)
阿部 二郎 北海道教育大学, 教育学部(函館校), 助教授 (30322861)
山田 綾 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (50174701)
寺尾 慎一 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (90117044)
清水 欽也 広島大学, 大学院教育学研究科, 助教授 (70325132)
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Keywords | 教員養成システム / 研修システム / 職務内容 / 教科の種類・免許の種類 / 学校教育システム / 職能評価 / 教職の社会的地位 / 給与体系 |
Research Abstract |
本研究テーマにおいて、18年度は19年からの現地調査の準備期間てあった。 研究代表者の動きとしては、途上国でも格別にユニークと思われるネパールとブータンについての資料を収集した。またその資料の翻訳に努めた。ブータンのドュンカ語については、海外協力隊でブータンに2年余滞在した島根大学の学生を知り、彼に翻訳や国情・風習等について情報を得た。ネパールについては訪問の経験もあり、知り合いもいてさほど不自由を感じないと推測している。 ブータンは、例えば、JICA等の協力を得ないとほとんど何もできない可能性がある。旅行者に対しては高額な費用(1日滞在で約5万円)が請求されるが、JICA招聘を受ければこれが約半分以下になる。加えて、ブータンの師範学校のシラハスも入手できたが、例えば「体育の教員」は本年度第1期生が誕生したことになる。体育教員については2000年に制度が確立されたが、6カ年で1期生である。まだ、給与体系や如何なる体育授業をするかは見えていないが、過去7年間にわたって、日本人の協力隊は現地の学校て授業を紹介してきた歴史もある。これもブータンの歴史や文化を知る上で重要なポイントになると思われる。 本研究のスタッフも事前情報を収集しており、学会時に紹介しあっている。まだまだ結論を導ける段階てはないが、19年度と20年度の2年をかけて広範囲に調査を展開するつもりである。
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Research Products
(5 results)