2008 Fiscal Year Final Research Report
Asymptotic Analysis in Spectral and Scattering Theory
Project/Area Number |
18340049
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Global analysis
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
TAMURA Hideo Okayama University, 大学院・自然科学研究科, 教授 (30022734)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
HIROKAWA Masao 岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (70282788)
KATSUDA Atsushi 岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 准教授 (60183779)
ICHINOSE Takashi 金沢大学, 大学院・自然科学研究科, 名誉教授 (20024044)
IWATSUKA Akira 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (40184890)
ITO Hiroshi,t 愛媛大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90243005)
NAKNO Fumihiko 高知大学, 理学部, 准教授 (10291246)
MINE Takuya 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (90378597)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 関数方程式の大域理論 / スペクトル散乱理論 / シュレディンガー作用素 / 準古典漸近解析 / アハラノフ・ボーム効果 |
Research Abstract |
量子力学が提供する数学の諸問題は広く深く、そして豊かである。その研究対象であるミクロな世界では古典力学的な観点から説明できない注目すべき現象がしばしば生じる。このような自然現象は量子効果とよばれ、ひとつひとつが数学解析の格好の題材を提供している。本研究は、スペクトル理論において培われた漸近的手法を駆使し、量子力学に現れる量子効果のいくつかについて、その数理現象を追究する目的で行われた研究である。とくに、複数個のソレノイド磁場による散乱におけるアハラノフ・ボーム量子効果について準古典漸近解析を展開した
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Research Products
(18 results)