2008 Fiscal Year Final Research Report
Fundamental technique to improve the material performance of biomass from the fast-growing plantation forest
Project/Area Number |
18405029
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
林産科学・木質工学
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
YAMAMOTO Hiroyuki Nagoya University, 大学院・生命農学研究科, 教授 (50210555)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
YOSHIDA Masato 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (30242845)
FUKUSHIMA Kazuhiko 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (80222256)
NAKAI Takahisa 島根大学, 総合理工学部, 准教授 (90314616)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 熱帯林業 / 早生樹 / 人工林 / 木質バイオマス / 森林再生 / 低炭素社会 / ブラジル / ユーカリ |
Research Abstract |
早生樹植林木の成長(成長速度, 生育環境)と材質との関連性を調べた. その結果, 以下のことが知られた. (1)商業伐期に達した人工林では, どの樹種についても, 肥大成長速度は木部表面材質には本質的には影響を及ぼさない. (2)熱帯原産種や赤道熱帯地域に成育する樹種では, 木部材質の成熟(成熟材の形成)は一定の直径に達してから始まるが, 一方, 亜熱帯・温帯に成育する樹種では, 木部成熟は形成層齢に依存する傾向が強い. (2)南米に植栽されたユーカリグランディスの材質に及ぼす緯度区分の影響を調べたところ, 赤道に近い植林地ほど好ましい材質(低い成長応力, 高い密度, 低いあて材率)の木材を産出する, などがわかった.
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Research Products
(7 results)