2007 Fiscal Year Annual Research Report
経静脈的マイクロダイアリーシス・サンプリング法を応用した血糖計測法の開発
Project/Area Number |
18500346
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
榊田 典治 Prefectural University of Kumamoto, 環境共生学部, 教授 (50170577)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒木 栄一 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (10253733)
西田 健朗 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 講師 (50336244)
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Keywords | ブドウ糖 / 回収率 / プローブ |
Research Abstract |
血管内プローブの開発・改良 小径で柔軟性の高いプローブを選択し、血管内に5mm留置、潅流速度200μl/hrとすることにより、定常状態では安定したブドウ糖回収(回収率:50%)を認めた。そこで、血糖値を変動させた際のブドウ糖回収率に関する検討を行った。 1)糖尿病犬に対するブドウ糖負荷時における有用性の検討 2g/kg経ロブドウ糖負荷時には、ブドウ糖回収率は42〜53%の範囲で変動し、潅流液中のブドウ糖濃度と血糖値との間に、相関係数r=0.941と高い相関を認めた。さらに、経静脈的ブドウ糖負荷時のブドウ糖回収率は22〜61%の範囲で変動し、潅流液中のブドウ糖濃度と血糖値との間に、相関係数r=0.721と相関を認めた。 2)糖尿病犬に対する長期応用 本システムによる3日間連続血糖計測を試み、血糖値と潅流液中ブドウ糖濃度との間に相関係数r=0.673と有意の相関を認めた。 以上より、本システムのin vivoにおける有用性が示唆された。
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Research Products
(1 results)