2007 Fiscal Year Annual Research Report
新規眼科手術補助剤のあたらしい可能性の検討とその臨床応用
Project/Area Number |
18591925
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Research Institution | Department of Clinical Research, National Hospital Organization Kyushu Medical Center |
Principal Investigator |
江内田 寛 Department of Clinical Research, National Hospital Organization Kyushu Medical Center, 臨床研究部, 眼科医長 (00363333)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
園田 康平 九州大学病院, 講師 (10294943)
畑 快右 九州大学, 医学研究院, 准教授 (90346776)
石橋 達朗 九州大学, 医学研究院, 教授 (30150428)
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Keywords | Brilliant Blue G / 臨床試験 / 細胞毒性 / 実験的ぶどう膜炎 / P2X7アンタゴニスト / 治験 / p38 / ストレスシグナル |
Research Abstract |
(1)Brilliant Blue G (BBG)の手術アジュバントとしての臨床研究の継続 前年に引き続きBBGの安全性の評価を行なった。in vitroの検討では培養グリア細胞を用いp38のリン酸化をICGと比較した。BBGではICGと比較し形態学的にも細胞障害は認められず、細胞内ストレスシグナルの1つであるp38のリン酸化もICGと比較し軽度であった。また、BBGを用いた臨床研究の継続を行いその成果の発表を行なうと同時に、バイオベンチャー企業にライセンスされた本剤は、現在米国、インドにおいて治験を実施している。 (2)BBGのあたらしい可能性の検討 BBGにはP2X7のアンタゴニストとしての作用をもつが、P2X7の眼内での働きは明らかでない。前年に引き続きP2X7ノックアウトマウスを用いEAUの誘導を行なったところ、wild typeと比較しP2X7ノックアウトマウスでは有意にEAUの誘導の抑制が認められた。さらにIL-γの産生抑制も確認され、抗炎症作用の可能性が示唆された。
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Research Products
(4 results)