2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18592214
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
和田 重人 University of Toyama, 大学病院, 講師 (50303219)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 良平 富山大学, 医学薬学研究部(医学), 講師 (60334736)
近藤 隆 富山大学, 医学薬学研究部(医学), 教授 (40143937)
田渕 圭章 富山大学, 生命科学先端研究センター, 准教授 (20322109)
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Keywords | 温熱療法 / 放射線療法 / 酸化ストレス / 口腔癌 / 活性酸素増幅法 |
Research Abstract |
U937細胞を44℃,10分間温熱処理しアポトーシスを調べたところ、DNA断片化は約15%となった この条件において、上記薬剤を併用するとDNA断片化率は約30%まで増強された。このように同程度の補強効果を示す6-FP、AAPHおよびPBNの処理濃度を調べ、薬剤併用によるアポトーシス増感に関連した遺伝子発現を綱羅的に解析し比較した。温熱単独では既存の報告に一致して、HSP (Heat Shock Protein)に関連した遺伝子群の上向き調整が確認された。さらにSTIP1を中心とした遺伝子ネットワークが確認された。薬剤併用による増強で共通したのは、c-jun発現の上昇とHO-1の減少であった。AAPH併用では、DNAJA1とSEPW1が減少し、GADD45Bが増加した。PBN併用では、DNAJA1とSEPW1が減少したが、6-FP併用では変化はなかった。薬剤併用時には明らかな遺伝子ネットワークは確認されなかった。これらの結果を総括し、細胞内活性酸素増幅法に関連した温熱誘発アポトーシスの分子機構を解明中である。
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Research Products
(1 results)